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  • 執筆者の写真TOTO

高級ホテルのスイートルームに無料でアップグレード?あらゆる裏技を大公開!

更新日:2 日前




ホテルでアップグレードされたこと、ありますか?

もしそれがラグジュアリーホテルだったら、間違いなくその瞬間から高揚感に包まれますね。

ホテルライフ最大の楽しみとして、ただ待ってるだけじゃもったいないでしょう?

今回は、どうやってアップグレードをしてもらうか、徹底的に紹介したいと思います。



 

目次

 




ホテル会員プログラムを利用する


無料アップグレード


ほとんどのホテルグループやホテル協会は、上級会員へのベネフィットにアップグレード特典が入っています。

特にトップクラスの会員ステータスは、スイートまでアップグレードできるところが多く、それを利用するのが一番ノーマルな方法になるでしょう。


マリオットのプラチナ/チタン/アンバサダー、ハイアットのグローバリスト、ヒルトンのダイヤモンド、アコーのプラチナ/ダイヤモンドはスタンダートスイート、IHGのダイヤモンド/アンバサダーシャングリラのジェイド/ダイヤモンド、LHW/SLH/GHA/Preferredなどのホテル協会は1、2ランク上へのアップグレードがよく見当たります。


当日の空き状況にもよりますが、運がよければチェックイン前にホテルのアプリからアップグレードを確認できます。


*チェックイン前にはアップグレードされたのにチェックイン時にダウングレードされるレアなケースもあります。



例えばマリオットの場合は、通常2、3日前に手配を済ませますが、稼働率の高い時期はアップグレードされないケースも多いです。

またアップグレードの優先順位は、大体「非公開のインビテーション会員、常連、アンバサダー、チタン、プラチナ」になりますが、例外も少なくありません。


ちなみに私はチタン会員で、2022年8月にW大阪1泊、京都翠嵐2泊、JW奈良1泊を連続で宿泊したら、それぞれ80㎡のマーベラススイート、プレジデンシャルスイートの次にいい玉兎ガーデンテラススイート、90㎡のエグゼクティブスイートまで無料アップグレードしてもらいました。さらにJW奈良の総支配人が手書きの手紙に加え、挨拶までしに来ました。


長年マリオットの上級会員ではあるものの大したお金を使ったことがなく、8月のハイシーズンかつ上記三つのホテルはすべて初回の宿泊で、まさに運としか言えません。



また、ホテルグループはあくまでも管理業務を行うだけで、所有者は基本ほかにいます。例えばエディション虎ノ門、コンラッド東京、シャングリ・ラ東京は異なるホテルグループでありながらも、全部森トラストの所有物件です。


会員特典の実現度はホテルグループよりも所有者の運営方針に係り、つまりケチなところはホテルのブランドにかかわらずケチなんです。ただ所有者が中小企業の場合はホテルグループのほうが強気かもしれません。


ホテルの上級会員として無料のアップグレードを狙う場合は、ネットで「○○ホテル ○○会員 アップグレード」のように検索して宿泊記を確認すると把握しやすいでしょう。


*上級会員の昇格や維持には、かなりのお金と時間をかけなければなりません。需要が低い場合は無理せず別の方法に移りましょう。



記念日など、確実にアップグレードしたい時は以下の方法がおすすめです。


マリオット:年間50泊/75泊到達時に特典として (Suite Night Award, SNA) を2回(1回につき5泊分)選択可能です。ホテルによってスタンダードスイートより上の部屋タイプも対象である可能性があります。


ハイアット:年間50/60/70/80/90/100/110/120/130/140/150泊到達時に(Suite Upgrade Award) をそれぞれ2/2/1/1/1/1/1/1/1/1/1枚獲得できます。1枚につき1滞在(最大7連泊)利用可能で、マリオットよりかなり使いやすく一番いいスイートアワードともいわれます。


IHG:年間20/40/70泊のいずれかを到達時に(Comfirmable Suite Upgrade) を1/1/2枚選択できます。1枚につき1滞在(最大5連泊)利用可能ですが、対象料金の制限が多く、とても使いづらいとの声もあります。


アコー:IHGより使いづらいのがアコーぐらいでしょう。(Suite Night Upgrade) はプラチナステータス到達時に2枚、そして18000ステータスポイントから4000ステータスポイントごとに1枚と、かなり多く付与されますが、対象料金の制限以外対象外のホテルも多く、結局無駄になってしまいます。



ポイントなどの有料アップグレード


無料アップグレードよりは、有料という確実で効果的な手段もあります。

有料と言っても通常よりだいぶ金額を抑えるケースです。


マリオット:お得な選択肢が少なく、たまにしか見つかりません。例えばニューヨークエディションのスタンダートルームにUSD400を払ってロフトスイートにアップグレートしてくれます。


ヒルトン:ポイントのアップグレートは訳わからない額になるから無視していいです。有料のアップグレードは、ほとんどの場合は本来の差額よりお安く提供してくれます。ただお得かどうかは計算が必要で、ホテルが受け入れない可能性もあります。


ハイアット:システムとしては一番よくできています。ほかのホテルグループと違って、一番安い部屋をベストアベイラブルレートで予約すれば、クラブルーム、スタンダードスイート、プレミアムスイートの順に必要ポイント数3000、6000、9000でアップグレートできます。通常のお部屋とスイートとの差額が特に大きいラグジュアリーホテルには最適で、エグゼクティブラウンジの利用権もついててグローバリストじゃない会員なら更にお得になります。



ほかには、ホテルのセールスマンやフロント、ラウンジのマネージャーなど、事前でもチェックイン時でも、無料アップグレードができない場合、割引でアップグレートができるかを聞くといいです。

いくらまでできるかは話術と運で、無料アップグレードができた場合もお金を払ってもっと上の部屋にアップグレートしてもらえるかもしれません。




FHRなどの旅行代理


アメリカのトラベルエージェントで、代表的なのはFHR、Visa Luxury Hotel Collection、 Mastercard Luxury Hotels & Resortsなど、高額な年会費がかかるプラチナ以上のカード対象です。


主な会員特典は下記のようです。

  • お部屋のアップグレード

  • 無料朝食2名分

  • 100ドル相当のホテルクレジット

  • アーリーチェックイン&レイトチェックアウト

  • ウェルカムギフト


上記の提供特典と同じ、下記のようなホテルオリジナルプログラムもあります。

Marriott STARS & Luminous
Hyatt Prive
Four Seasons Preferred Partners
Rosewood Elite
Hilton Impresario

ただしこれもトラベルエージェントを通して予約する必要があります。


アップグレードは大体1、2ランク上の部屋までですが、ホテル会員プログラムと併用する際、よりよいお部屋へのアップグレードが期待できます。


また、会員プログラムのないホテルにとってはかなり貴重なんでしょう。




相談や交渉などの運試し


事前にメールやホテルアプリ、もしくはチェックイン時にフロントにて相談するのが一般的です。

きちんと相談したければ、事前にLinkedinなどでホテルの管理層の連絡先を見つけメールを送るのもありです。

恐らく確実な回答はないと思いますが、履歴が残るため多少の効果はあります。何よりも礼儀正しい文章を書くのが大事です。

誕生日や記念日などの理由を使って、ホテルを褒めながらお願いするといいです。

上記の有料アップグレードと一緒に相談するのもおすすめです。



また同じホテルで複数回宿泊すると常連になり、特に管理層まで覚えてくれていれば、その後はスムーズになります。何回泊まったかやいくら使ったかなど、ホテル側も随時把握はしてあるので大きなプラスになります。



そしてチップ制の国では、チップを渡すのも効果的です。

例えば先にお部屋を案内してもらい、もうちょっといい部屋にしてもらえないかとチップを渡すとか、色々あります。

特にホテル代以外の消費がメインのラスベカスには、 $20 dollar trickという暗黙のルールがあり、チェックイン時に身分証とクレジットカードの間に20ドルを挟んで渡すと相当いい部屋までアップグレートしてもらえます。もしダメだったらお金が戻ってくるので安心してください。




上級会員である前提の疑問と解答


チェックインは早いほうがいい?遅いほうがいい?

前述の通り2、3日前にお部屋がほぼ決まっており、チェックイン時間によって基本変わりませんが、稼働率の高い時期において事前アップグレードがみななければ、チェックイン時間によって変わるかもしれません。

スイートの客はレイトチェックアウトが多くその後掃除も必要だから遅めにチェックインすると確率が上がる説もありますが、先客に部屋を取られたりする可能性もあります。


後は、上級会員だから、スタンダードスイートまで満室の場合より上の部屋へのアップグレードや、適当にアップグレードをさせて元々その部屋に手配した客をダウングレード/アップグレードするなど、全く読めないことも起きます。


年末年始など、アップグレートがほぼ期待しなくていい時期は、遅めにチェックインするとホテル側の手配ミスで部屋がなくなり、結局もっといい部屋もしくは別のいいホテルへの無料宿泊、そして補償などをもらえるケースもあります。ただ日本より欧米での発生率が高くなります。


ということで、通常通りにチェックインしに行けばいいです。スイートが掃除中などの回答もよくありますが、待つという選択肢もありです。



ロングステイはアップグレードが難しい?

これは確かです。これから予約が入る可能性もあるからです。

ただ稼働率が相当低い時期は問題ありません。

また、ロングスティの最後の1、2泊でもアップグレードのお願いをすればいいです。ポイントじゃなくてキャッシュでの宿泊なら、もっと確率が上がります。


私はザ・シンガポール・エディションに2泊しましたが、到着便が遅く初日のスイートが先客にとられ、ダメ元で2泊目がスイートに移動してもらえないかと聞いたら次の日本当に対応してくれました。もちろん無料ですよ!



初回の宿泊がよくされる?

これは初回よりもホテルの方針によります。

もっと来てほしいと思うホテルなら確かにそうなります。

私はザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町で初めて宿泊した際、本来ラウンジの無料提供がないものの、初回だから特別に提供するとマネージャーが言ってくれました。



ホテルからのアンケートは大事?

本当です。トリップアドバイザーの口コミと同じ、管理層がきちんと内容をチェックします。

クレームがあるならアンケートで書いて、口コミはよくすることで次回泊まる時にサプライズが待っているかもしれません。

もちろんこれは、印象が残る内容でないと意味ありません。

褒めるなら具体的な出来事、そして不足している部分も指摘するといいです。何よりも相手に誠意が伝わるのが一番です。



アップグレートは確かにコツや運にかかわり、私はいつも期待せずに宝くじを買う気分でやっています。

なにより楽しく過ごすことが一番大事ですからね!

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