皆さんは、どこのマイルを貯めていますか?
日本人なら、大体ANAかJAL、どちらかですよね。
海外の航空会社は利用頻度すら低いのに、ましてマイルを貯めるなんて。。。。?
実は、貯め方を変えるだけで、マイルの実用性がだいぶ上がりますよ。
目次
マイルの貯め方
どのマイルも、良し悪しがあり自分の需要をすべてカバーすることは、難しいです。
自分の旅スタイルや各種マイルの特徴をよく調べて、重点的にいくつかを貯めることがいいでしょう。
私はANAをメインで、UA&AC(スターアライアンス)、AVIOS&JAL(ワンワールド)、DL&VS(スカイチーム)をサブで貯めています。
ポイントは:
家に一番近い国際空港がベースの航空会社(便が多い)
三大航空連合に所属するかその連合にパートナーが多い航空会社(柔軟性が高い)
マイルの有効期限がないか、マイルの増減により切らない航空会社(予備用)
多様なルートで取得可能、いわゆる貯めやすいマイル(いっぺんに大量使用可能)
短距離や長距離路線がそれぞれお得なマイル(需要によって使用調整)
片道でも発券できるマイル(組み合わせしやすい)
マイレージチャートがゾーン制と飛行距離制をそれぞれ保有(路線によってお得に利用する)
ストップオーバー、オープンジョー、トランジット、諸税金、発券や変更払戻手数料なども考慮(キャッシュの出費を抑える)
マイルの価値は下がる一方なので、使い道のあるものからいくつか選び、メインマイル以外は少なめに貯めましょう。普段はポイントサイト、クレジットカード及びホテルグループのポイントとして所持し、必要な分だけマイルに移行することがお薦めです。もちろん有効期限にも気を付けましょう。
ただし、マイルがなくても、できるだけ多くの航空会社でアカウントを作っておけば、いざとなってもチャンスは逃げません。「エラー特典航空券」が出てきた時にアカウントを新規登録したら、バイマイルやマイル移行などの手続きができるまで数週間かかると台無しになります。
SFC修行とマイルの組み合わせ
私にとって定番の組み合わせは、ANAの提携航空会社特典航空券に、UAのエクスカーショニスト・パークもしくはAVIOS、AC、VSなどの片道特典航空券を加えることです。
ちょっとした技でANAの1往復を1.5往復に変え、このようなやり方で見事2往復に完成させます。
組み合わせ方はほかにも色々ありますが、有料セミナーにて展開したいと思います。
今回は、アジアマイルとの組み合わせを使ってみました。
アジアマイルは、キャセイパシフィック航空のマイルで、2018年の改悪前には、とても使いやすくてお得でした。改悪後も、一部使いやすい路線は残っていますが、日本に住む人にとってすこし貯めにくくて諦めました。
また、SFCを取得するため、マイルをANAコインに移行して使いました。
ANAプレミアムメンバーやSFCに関する紹介は、ANA公式にて詳しい記載があります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
キャセイパシフィック航空のビジネスクラスでイタリアを往復して貯めたマイルが、そろそろ有効期限を迎えるため、周遊旅行で使い切ってすっきりしました。
当時アジアマイルのルールで一つの往復航空券に最大途中降機*2、乗り換え*2、オープンジョー*1が可能な仕組みでした。ANA海外発券分の出発地と繋がり、めちゃくちゃ遊んでました。
30000マイルしか持っていなく、クアラルンプールまでは距離オーバーのため、プラス諸税HKD1190で、「HNDーSHA途中降機ーHKG乗継ーHAN」、「TPE―ICN/GMP途中降機ーHND」のエコノミークラス周遊航空券を発券しました。
ANAの定番ルート「KULーNRT/HND途中降機ーMMY/WKJ/ISG」プレエコ、「HND―HIJ」プレミアム28、「HND―AXT」スーパーバリュー75+プレミアム28、エアチャイナの「NRT―PVG」エコノミーLクラスにしたところ、約23万ANAマイルと25000円で、合計50069プレミアムポイントを獲得しました。
そして別途、「HANーBKK」、「BKKーKUL」、「KULーSIN」、「KULーTPE」の片道航空券と「KULーBWN」の往復航空券を買いました。ほぼマレーシア航空とエバー航空運航便で合計4万円ほどでした。
SFC修行旅行
2018年は、上海(2回)、香港(計画外)、ハノイ、バンコク、マレーシア(3回)、シンガポール、ブルネイ、台北、ソウル、宮古島、石垣島、稚内・利尻・礼文、広島、秋田を巡りました。
頻繁に出かけたら、思わぬハプニングも相次いていました。
上海出発便が遅れたため、香港に着いた時点でハノイ行きの乗継便が飛んでしまいました。
キャセイがスカイシティマリオットホテルと食事を用意し、翌日の便に振替してもらいました。
ここで気付いたのが、元々の乗継時間も2時間未満でした!
すこしの遅延で乗継を途中降機に変えることができ、保険を使えば費用もほぼただです。
ハノイの部屋も、友達とシェアじゃなければ、不可抗力による無料キャンセルを相談できたかもしれません。
ハノイは特にしょぼい雰囲気ですが、一部おしゃれな建物もあり、地元の高級レストランで食事すると一人2000円もかからなく、みんな自分がめちゃくちゃお金持ちである錯覚まで生まれました。
あまりにも調子に乗ったせいか、私たちは間違って中央政府に入ってすぐに軍人に追い出され、そしてハノイ空港で妙な出来事に遭いました。
チェックイン時、友達たちのパスポートが何度もチェックされ、手続きを済ませラウンジに入ったら、急に私の名前がアナウンスされ、時間がまだ早いし不思議に思いながらも、搭乗口に向かいました。
そこでチェックイン手続きをしてもらった人が現れ、バンコク発の航空券を見せろと、私たち3人の航空券情報をすべてパソコンに入力しました。
なぜ同じ国に帰らないかと聞かれ、いやみんな違う国から来たから当然でしょう?!
そもそもバンコクから来ることは、ベトナムに何の関係があるんですか?
もっとおかしいのは、飛行機が40分間も遅延し、理由は告知されませんでした。
受託手荷物を検査し、スパイチェックをされたのではないかと勝手に想像しました。
なので、ハノイに行くなら、絶対中央政府に入らないよう、気を付けてください!(笑)
そして一年中旅行していたら、なんと台風に四回もやられました。
宮古島で25年一度の台風に遭遇し、ホテルに閉じこまれ最高風速70メートルを一日中見ていました。
利尻島でまた台風で一日出かけられず、治まったら地震が来て飛行機も欠航になり、幸いその日は船で礼文島には行けました。停電が起こりチケットまで手書きでした。ー。ー
宮島水中花火大会を狙って広島に行きましたが台風の影響で花火大会が中止されました。
上海で新しい遊園地のプレオープンに行く予定でしたが再度台風でパーになりました。
宮古島の台風前日の光景です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
またマレーシアに3回行って分かったのは、本当に美味しいドリアンが、そこでしか食べられないのです。タイと違って、ドリアンが食べごろになって自ら落ちるまで絶対取っちゃダメで、落ちて三日以内に食べないと腐るそうです。シンガポールにだけ輸出はしていますが、ドリアン園に行って落ちるところを待って食べたら、今まで全部偽物を食べてきたような衝撃ですよ。
こうやってようやくSFCを取りましたが、2年経った今の感想です。
特典航空券を取れれば、SFCの意味はほぼありません
普段のカード決済、ホテル宿泊、ポイントサイトだけで、年間10万マイルは簡単に貯まります。
各種キャンペーンと併せればさらに行けるはずです。
それぐらいマイルがあれば、海外旅行は全部ビジネス/ファーストクラスの特典航空券で行けます。
マイルの上級使用法までこなせば、相当余ることも!
国内線にプレミアム席の特典航空券はありませんが、安い時期ならマイルをコインに交換して直接買うか、特典航空券からキャッシュでアップグレードすればいいです。
ものすごい頻度で飛ばなければ、SFC取得費用約40万円及び年会費1万円台は何年経っても使い切れません。
それに加え機内体験もよく、直接買うとマイルだって貯まります。
ただし、祝日やハイシーズンだと、1年前の予約開始日じゃないと特典航空券を取れないか、エコノミークラス以上を買う余裕がないかもしれません。
そういう時に需要が高い人や家族連れの場合、SFCはとても使いやすいと思います。
それでも私はSFCを勧めない理由は
上記の記事で色々紹介しました。
何より、SFC修行は本当に辛い!
それなりに快適なルートを選んだとしても、7時間のプレエコでさすがに腰が痛かったんです。
旅行できちんと休んで時期も分散しましたが、6回も飛んだのは限界ぎりぎり~
一日で沖縄何往復とか、クアラルンプール当日往復などは、想像するだけできついでしょう。
便利のために我慢することは、どうも本末転倒じゃないかと、反省しています。笑
でも、せっかく取ったから、SFCの良さもアピールしましょう。
家族会員や同行者を含め、先行予約や空席待ちの優先、空港手続き優先につき待ち時間の短縮、ラウンジ利用、手荷物増量などの特典があります。
プラチナになった年に、プレミアムポイントが一回でも積算できたら8アップグレードポイント(プレミアムステータスに達成できない年は4ポイント)がプレゼントされ、国内線往復でプレミアム席に2回アップグレードできます。
もっともお得なのは、最低5000円程度の年会費で家族カードを作って家族もSFC会員になれます!
最後に、何らかの突発事件によりルール上できないことも、融通が利くかもしれません(実験済み)!
ぜひ総合的に判断してからSFC修行を行ってください。
Comments