ヨーロッパ旅行はどのように計画を立てますか?
飛行距離長いし、時差ボケになるし、せっかく行くならいろんなところ回りたくなりますよね。
カナダの国土面積よりも広い大陸だから、ヨーロッパ内路線で数時間かかるのもおかしくありません。
そう思ってビジネスクラスに乗ってみたら、あれ?エコノミーと一緒じゃん!騙された気分まんま!(苦笑)
ヨーロッパ内どころか、一部ほかの大陸との中短距離路線まで、エコノミークラス席のみ設置されたナローボディ機が使用され、3列シートの真ん中をブロックすることでビジネスクラスとして販売されていますよ。
こういう罠にはまらないよう、本物のビジネスクラスを見つけ出しましょう。
まず、貨物輸送のため、一部路線はワイドボディ機を採用しています。
BA:LHR – MAD(BA460 / 461)B777
IB:LHR – MAD(IB3166 / 3177)A340
AY:LHR – HEL(AY1331 / 1332)A350
EI:DUB – AGP(EI582 / 583)A330
TP:LIS – VIE(TP1271 / 1272 / 1273 / 1274)A330
LX:ZRH – GVA(LX2801 / 2802)A330
LX:ZRH – CPH(LX1270 / 1271)A330
UX:MAD – BCN(UX2001 / 2006)A330
なかには、フィンエアーのA350はとにかく素敵です。
機体も新しいからか、あちこちハイテクなものが使われています。
人気のマリメッコ、シンプルな北欧スタイル、ダントツ一位の清潔感など、好感度がグッと上がります。
ヘルシンキ空港のラウンジもスタイリッシュで心が落ち着きますよ。
ほかには、TKのLHR-IST路線、BAとSUの一部LHR-SVO路線も大型機です。
TKも意外とすごく評判のいい航空会社で、乗ってみる価値はあります。
気をつけなきゃいけないのは、貨物輸送や臨時調達などの理由で、随時機種変更される可能性もあります。予約時には機種の確認をしておきましょう。
LHR – MAD(BA460 / 461)も、たまにファーストクラス付きのB777を使うので、運がよければビジネスクラスを予約してファーストクラスに乗れるかもしれません!
上記以外は、以遠権フライトを使うことも一つの方法です。
以遠権は、国際航空運輸において、自国から相手国を経由して、相手国からさらに先にある別の国への区間についても営業運航を行なう権利です。
そのため基本長距離区間+短距離区間の経由便で、当然ワイドボディ機を使用します。また決まっている路線が多く、いきなり機種変更される心配もほぼありません。
そしてヨーロッパ以外の国の航空会社を体験するのも、とても新鮮です。
欠点は、前の便が長距離区間の場合、ヨーロッパ内だけの搭乗でも入国手続きが必要です。
以遠権フライトを整理してみました。
HU:EDI – DUB(HU749 / 751)B787
HU:PRG – BEG(HU7937 / 7938)A330
3U:ZRH – PRG(3U8295 / 3U8296)A330
LA:MAD – FRA(LA704 / 705)B787
EK:MLA – LCA(EK109 / 111)B777
SQ:ARN – DME(SQ361 / 362)A350
ET:ARN – OSL(ET714 / 715)B787
OM:BER – DME(OM135 / 136)B767
普通のビジネスクラスよりも、常にセール中で気軽に購入できることもポイントです。例えばLA704 / 705は往復€180がほとんどです。
EK109 / 111とSQ361 / 362はそれぞれのマイルで特典航空券を発券できますが、コスパ的にはあんまりよくありません。
ほかにも似たような経由便はありますが、燃料補給などの理由で短距離区間の到着空港で乗ることはできるが降りることができないのです。
航空会社の都合で随時機材変更もされるため、ここですべて紹介することはできませんが、予約前に一度確認を入れましょう。
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