ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(略称ヒルトンアメックスプレミアム)は、ヒルトンユーザーへのオーダーメイドと言えるほど、ヒルトングループで利用すればするほどお得なカードです。
大量に貯まるポイントや全ホテル対象の無料宿泊特典、決済でゲットできるダイヤモンド会員資格など、ヒルトンでのホテルライフが華やかになるでしょう。
目次
年会費・還元率などの基本情報と特典一覧
わかりやすくまとめておきました。
*無料宿泊特典の価値を考えるだけでも、家族カードより基本カードを作るほうがお得です。夫婦で基本カードをそれぞれ持っていれば、ウォルドルフモルディブ〇連泊のような超豪華旅行で活用できます!
特典内容のメリット・デメリット分析
基本情報
ポイント還元率
メリット:ヒルトンポイントは、フリマで1ポイント=0.6円ほど売られて還元率が1.8%同然(販売手数料を除いた計算)で、通常利用でもかなり高いほうだと思います。
デメリット:電子マネーへのチャージ、水道光熱費、税金、病院、郵便局など、加算対象外及び200円=3ポイントの加盟店が多数あり、アメックスが使えないところも少なくありません。また、ポイントは決済ごとの計算かつ小数点以下切り捨てのため、多少損することになります。
*ヒルトンのポイントセールは基本100%ボーナスが最大で、約10000ポイント=50ドルです。
Hilton Honors
ヒルトンステータス
メリット:ゴールド会員資格が自動的に付与され、さらに年間200万円以上の決済でダイヤモンド会員にもなれるので、ヒルトングループ宿泊時の恩恵がとても大きいです。
部屋アップグレードや無料朝食などが保証されるゴールド会員は自動付帯にしてはかなりクオリティが高く、ダイヤモンド会員昇格の年間決済金額もさほど多くはありません。
デメリット:恣意に言えば、ゴールド会員とダイヤモンド会員の特典の差が小さく、ダイヤモンドを獲得するのに200万円も決済する価値があるかどうかです。
ヒルトンプレミアムクラブジャパン
メリット:日本国内と韓国の対象ホテルで、宿泊は25%割引、レストランは最大20%割引で利用できます。初年度無料なので、お試しするのに最適です。
デメリット:初年度無料のキャンペーンを常時に行うところが多く、ここだけという希少性を感じられません。
継続特典―ウィークエンド無料宿泊特典
メリット:ポイント上限がなく、一部の対象外ホテルを除き、ヒルトングループほぼすべてのホテルが宿泊可能で、1泊10万円超えの超高級ホテルに使うと非常にお得です。年間最大2泊分まで獲得できるので使い勝手もいいです。また特典除外日は大晦日のみというのもありがたいです。
デメリット:金・土・日限定で最大3連泊しかできず、いい部屋へのアップグレート確率も平日より低いのが欠点です。2泊目は年間300万円以上の決済が必要で、相当のヒルトンマニアでないとなかなか難しいです。
TRAVEL
空港ラウンジ
メリット:同伴者一人まで一緒に無料利用できるので、航空会社の上級会員でなくても空港でゆっくり過ごせます。
デメリット:使える空港が少なくほとんど国内にあります。無制限のプライオリティパスが付く年会費1万円台の楽天プレミアムカードと比べるとかなり劣ります。
手荷物無料宅配サービス
メリット:海外旅行の多い人にはとてもうれしい特典です。
デメリット:出国時には使えず、帰国時のみ対象です。2個目からの割引サービスもお得とは言えません。
LIFESTYLE
メリット:USJ貸切ナイトやアメックス特別イベント、旅行予約サービス割引価格、施設の無料利用やチケットの先行購入など、使えそうなものが少なくありません。
デメリット:一部イベント&キャンペーンには対象外カードであり使えません。
PROTECTION
海外/国内旅行保険
メリット:保険金額の上限が高く、傷害、疾病、賠償責任、救援者費用、携行品損害、飛行機遅延や欠航、受託手荷物遅延や紛失など、保険の効くところも多いです。
デメリット:利用付帯のため、万が一カード決済を忘れた場合は保険が使えなくなります。また、海外旅行と比べて国内旅行は傷害死亡/後遺障害以外何も補償されません。
各種プロテクション
メリット:スマホ及び購入商品の破損や盗難、インターネットによるカードの不正使用、購入先への返品不可、キャンセル費用がかかる場合など、日常生活で起きやすいハプニングには補償できるケースが多いです。
デメリット:状況によって自己負担額がかかる場合や対象外となる場合が多く、利用前にはきちんと内容の把握も必要です。
*実は保険申請できるのに、うっかり忘れてしまうことが少なくありません。普段は保険対象にカード決済をした上保険のことも覚えておくといいです。また、保険期間の短いものもあり、早急に申請することが大事です。
ボーナスポイントやキャッシュパックのオファーが不定期開催
ほぼ毎月、様々なオファーが届きます。
特定のブランドやサイトのショッピングなど使えそうでないものも多いですが、かなりお得なものもあります。
複数回開催で今後も期待できるキャンペーン
ヒルトンで5万円/2万円を利用するごとに1万円/5000円キャッシュバック(上限3万円/5万円)
ヒルトンで30000円/40000円以上使うと7500円/8000円キャッシュバック
百貨店ギフトカードがボーナスポイント3倍もしくは3%割引
スーパー、コンビニ―、デリバリー、ドラッグストア、家電量販店など10~20%キャッシュバック
GILT/GLADD 10%キャッシュバック
ヒルトンのキャンペーンはキャッシュバック上限の高いものが多く、50%オフタイムセールやシーズン/ターゲットプロモーションなどとの併用で最強です。
TOPCASHBACK経由で予約すると、さらに1%のキャッシュバックがあります。
日本国内のポイントサイトにない案件が多く、海外サイト利用時には非常に役立ちます。
今は期間限定で紹介入会につきUSD10~をもらえるので興味のある方はぜひご利用くださいませ。(キャンペーン時期によって金額の変動あり)
また百貨店ギフトは、ボーナスポイント3倍時に100円=9ポイントの還元率で買っておいて、10%オフの伊勢丹株主優待のようなものと併用で、資生堂のワタシプラスポイント10倍還元などのプロモーション開催時に使うと、実質25%前後の割引にもなります。
ほとんどが1回きりの開催でも普段よく使うものが次々と出てくる
Taste of World 30% キャッシュバック
シェル石油で2%キャッシュバック
JapanTaxiで500円キャッシュバック
Yahoo!ショッピングで1,000円キャッシュバック
アメックスのオファーはAI判定で一部のユーザーにしか送らないため、カードを持っていても届かないことがあります。
ワンランク下のヒルトン一般カード向けの人
通常のヒルトンカードの基本情報と特典内容の抜粋
年会費16,500円(税込)
家族カード1枚まで年会費無料
100円=2ポイント(ヒルトンでは3ポイント)
ゴールドステータス自動付与
継続特典は年間150万円のカード利用でウイークエンド無料宿泊特典1泊分
ヒルトンプレミアムクラブジャパン年会費初年度実質無料
空港サービスはほぼ一緒
旅行保険金額の上限が半分以下&プロテクションが一部のみ
年会費は一気に下がったとしても、ポイント還元率はお世辞でも高いとは言えません。
ヒルトンポイントの価値を考えると、すべてヒルトンで利用しても還元率は1.8%を超えることができません。
通常のカードショッピングなら還元率がもっと低く、年会費無料カードと同じ水準です。なおマイル移行などの比率があまりにも低く、ポイントの使い道はヒルトングループ一択です。
ただ150万円も決済して宿泊券をもらえば、回収価値は年会費を大きく上回ります。
空港や保険など、ほかには特段にいい特典はありません。
あらゆる状況を分析すると、このカードを必要とする人間は以下の2種類です。
1、年数回ヒルトンでの宿泊とその際のゴールドステータスが必要で、年間決済額を150万円よりかなり少なく、もしくはヒルトン利用時にのみ決済する人
*16500円でゴールドステータスを1年間買うと言い換えると話が早いです。
2、年間決済額150万円への到達ができるが大きく超える予定がなく、無料宿泊特典を必ず利用するがダイヤモンドへのこだわりがない人
ヒルトンプレミアムクラブジャパンへの需要があればさらにプラスです。
入会キャンペーンでポイントを大量獲得
2024年1月31日までの入会キャンペーン
今までの入会キャンペーンで獲得できるポイント数一位かもしれません。ただ利用金額も過去一位で達成にはなかなか難しいです。
そんなに使えないなら次のきゃんーぺんを待つといいです。
時期によってキャンペーン内容が大きく変わったりして公式にて随時確認できます。
*年会費の節約をしたければ、入会2年目でカードをダウングレードするのもありです。
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