top of page

Article

  • 執筆者の写真TOTO

エバー航空ビジネスクラス搭乗記:上海浦東(PVG)-台北桃園(TPE)-セブ島(CEB)BR721便 B777-300ER(77W)ロイヤルローレルクラス BR281便 A330-200 プレミアムローレルクラス



1989年に設立されたエバー航空(EVA Airways、略称BR)は、スターアライアンスに所属する台湾最大規模の航空会社です。

スカイトラックス社最高評価の「The World's 5-Star Airlines」を台湾初かつ2016年から連続で受賞しただけでなく、死者や航空機の全損を出す事故は1件も起こしていない最も安全な航空会社とも評価されています。


エバー航空は2007年をもってファーストクラスを廃止し、ロイヤルローレルクラス、プレミアムローレルクラス、ビジネスクラスの順に、3種類のビジネスクラスのみ取り扱っています。

そのなかでも、B787とB777-300ERの機材に配置される最高峰のロイヤルローレルクラスは、ファーストクラスの基準でサービスを提供し、世界一のビジネスクラスとも言われています。



 

目次

 



旅程構成とコスト


2023年9月、ANAマイルで発券しました。

ちょうど関西方面への旅行があり、国内線は片道のみ発券し、国際線は「伊丹-羽田乗継-上海途中降機-台北乗継-セブ」、「上海-東京」の旅程で、全便ビジネスクラス合計43000マイルと35400円の税金でした。


*桃園空港乗継時の旅客サービス施設使用料(TWD500)新規導入に伴い税金が前より高くなりました。



2023年11月に搭乗しました。短距離便のため、オーバーナイトキットやパジャマの提供はありません。

PVG-TPE」はB777-300ER(77W)ロイヤルローレルクラスで、「TPE-CEB」はA330-200プレミアムローレルクラスでした。

セブへの直行便がなく同日乗り換え不可能のため、いつも通り桃園空港シェラトンで1泊しました。




機材:B777-300ER(77W)


  • 逆ヘリンボーン配列の座席

  • 約2mのフルフラットベッド

  • プライバシーを確保する固定パネル

  • 上着掛けのスペース

  • シューズキャビネット

  • 収納式のアームレスト

  • カクテルテーブル






BR721「上海―台北」


浦東空港のラウンジはたくさんあり、どれにするか相当迷うと思いますが、スターアライアンスはT2出発で中国東方航空経営の77番ラウンジに入ればいいです。ほかのラウンジと比べるとシャワーなど各種設備が一番充実しています。

中国東方航空はスカイチームメンバーですが、こちらのラウンジはスターアライアンスも対象です。


クオリティといえばキャセイパシフィック航空経営の68番ラウンジが一番ですが、シャワーなしでクローズも早く、それにワンワールドじゃないと入れません。

ただJALに搭乗すれば入れると思えば大違い!JALは中国東方航空との提携関係でT1にあり、スカイチームのラウンジしか使えません。今後提携が解消されるみたいですがT2に引っ越すかは?です。



雨降る夜に出発~




シャンパンはそんなに好きじゃないですが、ちゃんとしたグラスで出されるからつい頼んでしまう~

しかも席に着いた瞬間から挨拶や飲み物の提供があり、エバー航空と比べるとANAはう~~ん~~



11月なのに暑すぎ💦



夕食はスペアリブと野菜の炒め?(かも)


このガーリックパンはおいしい~





BR281「台北―セブ島」


この路線は一つランク上のA330-300で運航されることが多いですが、私は運悪くA330-200に遭遇(泣)

というのが大げさで、同じ2-2-2の座席配置だからこっちもさほど悪くありません。

ただシート自体はA330-300のような高級感のあるものではなく布製、SEATMAPSにて詳しいデータの確認もできます。



朝8時の便で起きることすらきついし、ラウンジはパス~~




朝食にしてはちょっと重い豚バラ肉の梅菜蒸しご飯ですが、中華料理の巨匠黄清標氏がデザインしたエバー航空の特別メニューだからわざわざ事前注文~

特別メニューは定期的(半年一回?)に変わります。


機内食は何やってもラウンジよりおいしくできないはずだから貴重な食材がない限り一種の儀式として食べています(笑)





お昼ごろに到着~







B787には最新のロイヤルローレルクラス


B777-300ER以外、もっと新しいB787の機材にも、ロイヤルローレルクラスの設置があります。


2020年2月、コロナ前最後の海外旅行帰国時に、そのB787に搭乗しました。

台湾の朝食が大好きだから、体験も兼ねて早朝便のBR198「TPE-NRT」線にし、本場の鼎泰豐(ディンタイフォン)の小籠包とおかゆを食べて大満足でした~


*ちなみにこの路線のコストは、ちょっとしたコツを使ってたったの7000マイル!通常キャッシュで買う場合は軽く8万円を超えてしまいますが。。。。


                                                                      

どっちの機材がいいかというと。。。

まず、両方ともフルフラットであり座席を1-2-1で配置し、十分な空間を取っております。

B787はBMW傘下のDesignworksによるスタイリッシュな設計でかっこよく感じるほか、超大型折りたたみテーブルやUSB付き複合電源タップなど、仕事のできる快適な機内のスペースを作り出し、ビジネスマンには最適なんでしょう。

一方でB777-300ERは、よりゆったりとした空間で心地よく過ごせます。人間工学に基づいた座席は、機内でぐっすり休みたい人にとって最高に居心地がいいでしょう。



最後は、エバー航空のサービスを褒めたい~

台湾のお姉さんたちは、年齢に関係なく言葉遣いや話し方が

あまりにも優しくて、本当に世界一やさしいから正直話しかけることもかけられることも怖いですよ!自分が男のように感じてしまうから(笑)

今度は、ぜひロイヤルローレルクラスの長距離便に搭乗してみたいと思います!




閲覧数:86回0件のコメント

Comments


bottom of page