top of page

Article

  • 執筆者の写真TOTO

【ホテル宿泊記-三重県】オールインクルーシブ 世界遺産リゾート 里創人 熊野倶楽部

更新日:5月23日



2009年7月にオープンした「里創人 熊野俱楽部」は、三重県に位置し、世界遺産熊野古道と伊勢神宮をつなぎ、全40室オールスイートのおもてなし宿です。

 

ミシュランガイドにも掲載される隠れ家リゾートなのに、宿泊料金が驚くほどリーズナブルで、熊野三山を贅沢に楽しみたければ、ここでの長期滞在を強くお勧めします!

 


今回は、4人で最上級客室「露天風呂 離れロイヤルスイート満月庵」を2連泊して合計176000円ぐらいかかりました。

日本にはまだ珍しい「美食オールインクルーシブ」が、なんと1人1泊22000円?!

 

*提供元によってオールインクルーシブの内容は異なりますが、特別な要望がない限り、滞在期間中は基本1円も使わずに済むと考えていいです。

 


━━ すべて無料━━

<1>朝食(7:00~9:00)

<2>アフタヌーンティー(14:00~16:00)

<3>夕食(17:30~日々変動)

<4>The Club Lounge(15:00~22:00)郷土料理の夜食も用意

<5>お部屋の冷蔵庫のビール、ソルトドリンク、ミネラルウォーターなど

<6>LOCCITANEのアメニティ

<7>湯上りに、地元特産のお飲み物(1日1回)

<8>世界遺産「熊野古道・松本峠」を巡るツアー(9:15~12:00頃)



*各会場はアルコールも含めドリンク無料(一部有料メニューを除く)、またランチはKUMANO CLUB CAFEにて有料の提供となります。

 


交通が不便だからか、ホテルの方に聞いたところ、ここは特にハイシーズンがなく、一番人気なのはホタルの観賞時期らしいです。

ただコスパがよすぎてローシーズンもなく、早めに予約しないといい部屋がなくなり、料金も多少上がります。

 

今回は10月下旬の旅行を8月ごろから計画し、最安値で予約できたのが宿泊日の約40日前です。

ヤフートラベル、楽天トラベル、じゃらんなど、高額クーポンやポイント〇倍などのキャンペーンが重なると比較的お安く予約できます。

また、ここの一番優しいところは、1泊3万円台の一人旅プランを用意してあり、大人数じゃなくても気軽に泊まれることです。

 

 

 

チェックイン



フロントの手前もしくは向かい側の駐車場に荷物を降ろすと、ホテルの車がお部屋まで運んでくれます。

チェックインカウンターは2か所のみですこし待たされましたが、各種体験の紹介や、情報誌など、あちこち展示され時間潰しには最適~

チェックイン時に万歩計を渡され、チェックアウトまでに5000歩/10000歩を達成するとそれぞれ秘密の特典が贈呈されるって!

そう、2日間ずっと手で振ってました(笑)

 

 



施設マップ



フロント「四方八方帳場」の隣には、売店「紀南幸商店」と工芸体験プログラムを開催する匠工房です。

陶芸体験、はんこ作り、香水作りなど、色々ありますが今回は体験できず残念~

 

海が見える橋を渡ると、湯処「湯浴みぼっこ」、アロマサロン「新姫庵」、ブッフェレストラン「馳走庵」です。

 



湯処


「新湯の口温泉」から温泉水を運んでくるため、小さな内風呂のみ温泉になっており、露天風呂は普通のお湯です。

温泉にこだわらなければ、開放感のある露天風呂で十分寛げると思います。

お部屋には毎日、人数分の「牛乳札」が置いてあり、ここで好きな飲み物1本と引換できます。

 

湯上りにはもちろん、牛乳!


また、無料のマサージチェアもあります。ただ1台しかなく争奪戦になるかも!

 

 


食事


「馳走庵」は朝食、アフタヌーンティー、夕食をブッフェスタイルでの提供となります。

朝夕とも、熊野の郷土料理を愉しめます。地産地消で品数は控え目ですが、今まで食べたブッフェのなか、断然トップクラスのクオリティです!

スケジュールの調整ができずアフタヌーンティーは間に合わなかったT..T

 

 

朝食は自分で生絞りのみかんジュースを作って飲めるし、朝からお酒も提供され友達がすごく喜んでました。

まだ暖かくて天候もよく、テラス席で雄大な自然を眺めながら朝食を取るなんて最高ですが、鴉に襲撃された客を何組も目撃してパス(笑)



夕食は2日とも松坂牛ステーキ付きのハーフブッフェで予約しましたが、ホテル側の思いやりで2日目は伊勢海老のオーブン焼きへ変更!嬉しい~


 

ここのメイン客層は年配の方やファミリーで、私たち女子グループはうるさくて本当に申し訳ありませんでした!(笑)

レストランに来る途中は隣部屋のおじいちゃん一行と楽しく会話、隣のテーブルのお母さんはお酒大好きな友達と何度も乾杯、星空観賞会で星を見ながら別の4人女子会とワイワイ~

東京では体験できないものが、熊野にあるんだなぁ~と、本当に大切な思い出を残しました。

 


 

宿泊


前に進むとホテル棟(2階建て)と離れ棟(平屋)です。

ホテル棟は青龍(56㎡、定員4名)と朱雀(76㎡、定員2名、露天風呂付)、離れ棟は新月庵(66㎡、定員5名、半露天風呂と内風呂付)と満月庵(80㎡、定員5名、キッチンと露天風呂付)、計4種類の客室となります。







土地が安いからか、各客室の差額が気にならない程度で迷いもなく満月庵を選択!

一番離れるところにあり歩くと10分弱かかりますが、散策しながら自然を愉しめるし、風呂上がりや荷物運び以外あえて送迎を利用しませんでした。

眺望は、みかん畑www

夜道用の提灯も置いてありますがほぼ光なし(笑)

素敵なお部屋ですが、たった一つの欠点はドアの作り!!!

開け閉めが5分ほどかかり2日間めちゃくちゃ苦労してて。。。。。。T...T



 

自然との調和を強調されるためか、熊野杉などの天然素材を用いて癒しと寛ぎの空間を作り、必要最低限の案内板と照明しかありません。

建物や道以外はわざと整えてないようなありのままの風景が多く、敷地内の境界線もあいまいで、夜になるとどこにいるかわからなくなり、何度も道を迷いました(笑)







 

THE CLUB LOUNGE


ホテル棟の隣には、メインダイニング「穀雨」とTHE CLUB LOUNGE「やすらぎの座」です。

最安プラン予約のため朝夕とも「馳走庵」での提供となりますが、初日は間違って「穀雨」に入り、友達たちがここ素敵!おいしそう!と連呼した最中にここじゃないよって言われ、みんな惜しみながら出た姿はまだ覚えてる(笑)

幸い「馳走庵」で満足してもらってほっとしましたが、今度は「穀雨」の会席料理も食べてみたい~

 

午後から夜遅くまで、THE CLUB LOUNGEで大人の時間をゆっくり過ごせます。

数多くのお酒とソフトドリンクを気が済むまで飲めますよ~

夜になると郷土料理の夜食も用意され、外のテラスで開催される星空鑑賞会とともに贅沢なひとときを~

 










 

星空鑑賞会


星のソムリエが常駐し、毎日20:00から22:00の間、THE CLUB LOUNGEの前に開催されます。

フロントには毎日の天気状況や見れる天体などを紹介する手書きの看板があり、日と月の出入り時刻まで教えてくれます。月まで教えてくれるなんて初めてで本当に感心しました。

 

熊野倶楽部は山の中にあり周辺に建物も少ないため、星がよく見えるのです。

ただ天候や月に影響されやすく、今回は満月に近い日で星より月が綺麗かもしれません(笑)

それでもソムリエさんのおかげで土星、木星、昴など、色々見れて楽しかった!

都会でもよく見える、夜空で一番キラキラする星は、なんと木星なんですね~~ずっと北極星かと思った(;^_^A




 


体験


2日目の朝、世界遺産「熊野古道・松本峠」を巡るツアーに参加しました。

フロントで集合し、ホテルの車に乗って世界遺産鬼ヶ城へ

どこ行っても世界遺産って感じ(笑)

語り部の女性はかなり年配の方で、最初はこのツアーを舐めてましたが、峠は舐めてはいけません!!!

入口にある杖も持たずに挑戦したら、めちゃくちゃ歩きづらくてハアハアしてたよ!T...T

建設当時の姿でないと世界遺産の認定を受けられないらしく、道にある石たちはすべて作られたごろのままなんだって。

古代人の強さと自分の弱さに苦笑いwww





 

ほかにも、エコツアー、自然体験、ものづくり体験など、常時開催と期間限定のものがたくさんあります。

時間がなくて参加できなかったんですが、ようやくチェックアウト前日の夜に10000歩達成!

 

秘密の特典は、一体何でしょうか??

5000歩は美味しくないチョコレート菓子、10000歩は売店で使える2000円のクーポン~

即座、前日から気になっていた木製まな板を購入!

分厚いし素材も作りもいいし、お値段が1540円???

同じクオリティのものは、通販で最低4000円以上ですよ!

これだけでなくここの木製のものは全部、めちゃくちゃお得で強くおすすめ!

 

何年前から来たかった熊野倶楽部ですが、これからもまた行きたいと思います。





 


INFORMATION


  • 住所:三重県熊野市久生屋町1430

  • アクセス 電車:JR紀勢本線 熊野市駅から車で約12分※送迎有り・要事前予約 車:熊野尾鷲道路 熊野大泊ICから約15分

  • TEL:0597-88-2045

  • 公式HP:https://kumanoclub.jp/

  • チェックイン 15:00 チェックアウト 11:00

 


 

閲覧数:132回0件のコメント

Comments


bottom of page