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【2024年12月最新】UAユナイテッド航空マイレージプログラム:MileagePlus(マイレージ・プラス)

  • 執筆者の写真: TOTO
    TOTO
  • 2021年4月17日
  • 読了時間: 20分

更新日:2024年12月4日


【2024年12月更新】エクスカーショニスト・パークは直りました。


【2024年11月更新】日本国内線片道特典航空券所要マイルが5000マイルから6000~7000マイルへ、800マイル区間超えた路線は8000マイルから9500マイルへ改悪!さらにエクスカーショニスト・パークもなくなりました!!!






1926年に設立したユナイテッド航空(United Airlines、略称UA)は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴに本拠を置き、航空連合のスターアライアンスの創立メンバーとして、約800機の保有で373都市に就航する世界最大級の航空会社です。

UAのマイレージプログラムはMileagePlus(マイレージ・プラス)と呼ばれ、マイルの貯めやすさや使いやすさ、そして会員昇格の簡単さなど、知らないと損するほど優秀なプログラムです。



*2024年5月には、大幅な改悪→エラー特典が一日中持続→次の日日本路線が更なる大改悪→その翌日に日本路線が大改善→下旬には再び改悪のような訳わからない調整が行われており、今後の動向がますます謎になります。



 

目次

 




会員システムの構成とプレミアステータスの取得



UAの会員システムには、メンバー、プレミアシルバー、プレミアゴールド、プレミアプラチナ、プレミア1Kの順に、5段階の会員ランクがあります。

*その上にはグローバルサービスというインビテーション制の会員もありますが、普通の人とは無縁ですね。


1暦年内に取得するプレミアステータス対象フライト(PQF)とプレミアステータス対象ポイント(PQP)、所謂フライトの利用回数と購入航空券の金額で翌年のプレミアステータスが決まり、再来年の1月31日まで有効です。


ステータスごとの取得条件です。

*いずれも特典航空券を含むユナイテッドまたはユナイテッド・エクスプレス便の4区間以上の利用が必要です。 PQF

ベーシックエコノミー航空券、非公示運賃、チャーター便など一部の特殊航空券を除き、1回の飛行が1PQFとして計上されます。提携航空会社を利用する場合も同じです。

PQP

通常航空券は以下の2パターンになります。

1. 航空券の番号が016で始まる場合(つまりUAからの発券):航空券運賃をドルに換算して1ドルが1PQPとして計上されます。基本運賃、燃油サーチャージ、アップグレード費用など、手数料と税金を除いた分が対象です。

*旅行エージェントなどを通して販売した航空券(bulk fare)は、いくら売れたかUA側もわからないため、プリファードパートナーと同じ特典マイル / 5で計上されます。 2. 航空券の番号が016以外で始まる場合(UAからの発券ではないがUA運航便の可能性あり)及び包括旅行運賃航空券:UAに積算したマイル数で決まります。 プリファードパートナー | プレミア資格対象ポイント = 特典マイル / 5 マイレージプラスパートナー | プレミア資格対象ポイント = 特典マイル / 6 1回のフライトで獲得可能なPQPの上限は次のとおりです。


*UAマイルで発券した自社グループ便の特典航空券は、100マイル利用につき1PQP、フライト1便につき1PQFを獲得できます。


提携パートナーの詳細や補足情報はこちらで確認できます。 ちなみにANAはプリファードパートナーになります。



プレミアステータス特典の比較とコスパ分析


UAプレミア資格特典




プレミアシルバーとゴールドは、UA便の利用につき同行者1名までエコノミープラス席への無料アップグレードができます。

空席さえあれば、回数も無制限です。スターアライアンス便には、そのような特典がありません。 米国在住でUA便を頻繁に利用しなければ、プレミアゴールド以上のステータスはほぼ意味ありません。

プレミアシルバースターシルバープレミアゴールド及びそれ以上のステータススターゴールドも同時保有し、スターアライアンス特典が享受できます。 マリオットとのパートナーシップロイヤリティプログラムでプレミアシルバーを取得できますが、スターシルバーのメリットはほとんどないため、取得するなら最低でもスターゴールドです。


スターゴールドANA便を利用する際、SFC会員とほぼ同等の特典を享受できますが、UAプレミアゴールドの取得ハードルは、SFCより遥かに低いです。 常時開催のステータスマッチを通して期間限定のプレミアステータスをゲットし、通常より少ないPQFとPQPで最大翌々年1月末まで保有できます。 ただSFCと違って初期費用が低くても毎年のノルマを達成しなければ維持できません。 計算方法が非常に簡単で、プレミアゴールドは毎年10000ドルを使えばほぼ搭乗しなくて済みます。ただそこまで使うのが一部エコノミー出張マニアを除いて基本ビジネスクラスを買う人たちで、上級会員は必要ないでしょう。 個人的には、ステータスマッチを使って体験目的で1-2年間のプレミアゴールドを保有するのも悪くないと思います。 会員資格の維持は、アメリカ発行の提携クレジットカードの使用によるボーナスPQPのゲット(12000ドルごとに500PQP)+よく搭乗してPQFをクリアできる方向けです。 提携航空会社の安い長距離国際線ビジネスクラスを買えたら、1ドルで1.5PQP前後をもらえることもあります。



ミリオンマイラー特典


同伴者1名まで指定できますが、毎年変更することもできます。


*ライフタイムマイルは、ユナイテッド便およびユナイテッド・エクスプレス便の飛行距離に応じて獲得できます。





マイルの積算方法




提携カード


現時点で日本国内発行の提携カードとマイル還元率の一覧です。


  • MileagePlusセゾンカード: 0.5~1.5%

  • MileagePlus JCBカード: 0.5~1.5%

  • MileagePlus MUFGカード: 1~2%

  • MileagePlus UCカード: 0.5~1%

  • MileagePlusダイナースクラブカード: 1~1.5%

マイル積算が主な目的なら、MileagePlus MUFGカードがお薦めです。

通常1%、登録型リボ「楽Pay」の利用で1.5%になる還元率です。少し手間のかかる返済方法で手数料ほぼ0にできます。空港ラウンジサービスも付きます。

それと比べると、

  • セゾンカードは年間出費高く、同じ還元率が実現できても一定数のマイルを超えた分は0.5%に下げる

  • JCBカードは非対応のところが多く海外で利用する時の為替レートもよくない

  • UCカードは還元率が低い

  • ダイナースカードは年会費が高い

海外での利用が多ければ、「楽PAY」で海外還元率を2%まで上げられるMileagePlus MUFGカードゴールドプレステージ(Visa)、旅行・レストラン・ショッピングの優待サービスの利用が多ければ、MileagePlus MUFGカードゴールドプレステージ(Amex)もお薦めです。

両方とも国内・海外渡航便遅延保険が付きます(MUFGカードはなし)。

ホテルパートナーズ

数多くのホテルと提携し、様々な形でマイルの獲得ができます。

一番のおすすめはマリオットボンヴォイのリワードプログラムで貯めたポイントを交換することです。 40社以上との提携のあるなか、唯一20%多めにマイル交換ができる航空会社です。 通常60000ポイントごとに20000マイルプラス5000ボーナスマイルで合計25000マイルを交換できますが、UAの場合はプラス10000ボーナスマイルで合計30000マイルになります。

マリオットプレミアムカードのマリオットポイント還元率は3%で、マリオットグループ利用時はプラス3%で6%になり、カードの利用だけで、マイル還元率がそれぞれ実質1.375%/2.75%に上ります。 上記のMileagePlus提携カードよりは劣りますが、マリオットのポイントは増減さえあれば有効期限もないし、必要な分だけ移行できるし、ANAやJALみたいな有効期限切れの心配もなく各マイレージプログラムの分散利用でマイル価値を最大限に引き出せます。

更に一部航空会社へのマイル交換は最大40%のボーナスマイルももらえる期間限定キャンペーンが不定期に行われます。

UAも常にこのキャンペーンの対象で、直近では2023年10月に30%のボーナスマイル付与(60000ポイントごとに20000+20000*30%+10000=36000マイルの付与、ボーナス上限25000マイル)がありました。


上記の件についても面白い話があります。

実は同じキャンペーンがその前の年も開催され、その際は、元々のボーナス分に対してもボーナスマイルが付与されたため、当然、今回も30000+30000*30%=39000マイルになると思い込み、12万ポイントを移行したら12000ボーナスマイルしか付与されず(この計算方法だと18000マイルのはず)、コールセンターに聞いたら2024年1月31日までのキャンペーンで後で追加付与されるとの返答でした。

どう考えてもおかしいと思いますが、やはり2月1日に確認したら付与がなく、再度電話で聞いたら現在はボーナス分に対してのボーナス付与がなくなったとのこと。ダメ元で前回は追加で付与されると聞いたんですがと話したら、本部に伝えてみると言われました。

その後ネットで検索したら、やはり規則変更でみんなこの二重ボーナスをもらえなかったんです。これで納得したんですが、1日後6000マイルがちゃんと追加付与されたことに!!!

感動(笑)


*2023年にはもともと移行ボーナスの5000マイルを10000マイルへの改善があったからこの二重ボーナスが取り消されたと思います。


ユナイテッドホテルから宿泊予約をするとマイルが付きますが、基本ポイントサイト経由のほうが還元率高いです。

ロケットマイルポインツハウンドKaligoは、マイルの積算率が高くなる分、宿泊代金も高くなる可能性があり、ほかの宿泊予約サイトと比較した上、お得なキャンペーンを狙って予約するのがいいかもしれません。

各ホテルグループへの直接予約は、自社ポイントもしくはマイルどちらかの積算を選べますが、ポイントのほうがお得でマイルを考えなくて結構です。たまにしか使わないホテルグループならポイントの使い道がなくマイルでもいいですが、宿泊予約サイトのほうがだいぶお安く予約できるかもしれません。

一つだけ例外があります。FHRのようなハイステータスカード限定サービスを利用すると、無料朝食2人分、お部屋のアップグレード、館内で使えるクレジット(基本100ドル相当)、アーリーチェックインレイトチェックアウトなどの優待特典も付いてくるので宿泊代金が多少高くてもお得です。

更に直接予約に該当するため、上記のポイントもしくはマイルを貯めることもできます。

*特典予約に興味のある方は、こちらの記事も併せてお読みくださいませ。



その他

MileagePlus Shopping Japan経由のオンラインショッピングも特典マイルをもらえますが、通常のポイントサイトより還元率が低いです。

ただ、ほかのところではキャッシュバックがなくなったマリオットグループは、ここで1000円につき24マイルの獲得ができるからおすすめです。

またスペシャルオファーで期間限定の高還元案件もたまに出てきます。

*キャンセルや返品の場合も、マイルの減算がないらしい ほかには、住宅や金融などの関連商品、ダイニング、スマホアプリ決済、レンタカーやクルーズなどの交通機関、Eギフトカード、旅行パッケージもありますが、ほとんどがアメリカでしか使えないものです。 マイルの購入や家族・友人の口座からの移行もできますが、極めてレートが悪いのと移行手数料が高いため、特典航空券の発券に少しだけ足りない場合以外は、お薦めしません。

円高時期になると、よく開催される100%ボーナスのバイマイルセールにて、1.88cents/mileのレートで買い足すことも悪くありません。


ちなみにTOPCASHBACK経由でPonits.comにて購入する場合、2.5%前後のキャッシュバックがあります。

日本国内のポイントサイトにない案件が多く、海外サイト利用時には非常に役立ちます。

今は期間限定で紹介入会につきUSD10~をもらえるので興味のある方はぜひご利用くださいませ。(キャンペーン時期によって金額の変動あり)


貯まったキャッシュバックはそのままPAYPALに引き出せます。私は知らないうちに2000ドルも貯まり、円安時に海外通販サイトでの利用がほとんどでした。



マイルセール時の併用も可能なので、その都度メルマガにて告知します。





特典航空券の発券ルール



UAの特典旅行はセーバー(SAVER)とエブリディ(EVERYDAY)の2種類があり、後者の所要マイル数が大体前者の倍になります。

基本セーバーだけの利用ですが、数に限りがあり大型連休や年末年始のようなハイシーズンは予約できない場合が多く、直接買うよりエブリディで予約したほうが安いかもしれません。 またUAグループ運航便に限ってマイレージプラスプレミア会員および資格対象となる提携ブランド発行ユナイテッドマイレージプラスカード会員は、空席がある限り特典予約ができる仕組みになっています。 通常の片道特典以外、エクスカーショニスト・パークというUA独自の発券ルールがあります。 エクスカーショニスト・パークは、複数都市周遊旅行の一部に適用される無料の片道特典です。

条件に満たす3つ以上の片道特典を同時に予約する場合、そのうち1つの片道特典にはマイルがかかりません。

UAはすべての国と地域を17のゾーンに分類し、日本は単独のゾーンになります。

特典旅行は、こちらと照合しながら発券するとやりやすいです。 またいくつかのルールがあり、検索時には気を付けてください。

乗継ルール

  • 世界をアメリカ大陸とハワイのエリア1、欧州やアフリカ州及び中東のエリア2,アジア太平洋地域のエリア3に分け、出発地と目的地がそれぞれエリア1とエリア3に位置する場合以外、ほかのエリアでの乗継不可

  • 出発地と目的地両方ともアフリカ州なら欧州もしくは中東での乗継可能、中央アジアなら北アジアでの乗継可能、オセアニアならオーストラリアおよびニュージーランドや北アジアでの乗継不可

  • 経由地を含め片道最大4回まで乗継可能で、アイランドホッパーのみ5回まで可能



*特典航空券の有効期間は発行日から起算して1年間です。



ちなみにUAの対応はすごく柔軟でびっくりした経験があります。


お盆休み明けのANA国内線特典航空券が満席でずっと取れず、後4、5日しか残っていなく焦りはじめ、ちょこちょこ覗いたら1枚発見!すぐに発券したんですがなぜかANA側もUA側も空席待ちになっていました。


このようなことが初めてでUAにお問い合わせしたところ、ほぼ同時に発券した別の人が取れたとしか考えられないってこと。翌日まで休日でANAへの確認ができず、結局2日後に席を確保できるかANAにお願いしてから連絡してくれるとのこと。確率を上げるためほかの希望時間帯も聞かされました。


後日は予想通り、ないはずの特典航空券を作り出してくれたのです。面白いのが、さらに良い時間帯の便が出てきて再び自分で変更したところ、元の便の特典枠が一つ出てきました。つまり私のためにANAは特典枠を一つ多めに開放したんです。


すぐに誰かにとられたんですけど、私に感謝してくださいよ!(笑)





特典航空券の発券方法



まずこちらの画面を開きます。


運賃をマイルにし、「片道」をクリックします。 片道で検索したほうが空席状況をより確実に把握できます。「往復」のメリットがないので基本「片道」もしくは「複数の目的地」しか使いません。「複数の目的地」はエクスカーショニスト・パークの記事で紹介します。 出発地、目的地、月、人数などを入力し、「日程は変更可能」のチェックを入れます。 人数を1にすると見つかりやすいです。 乗継空港を指定する場合は「フライトの乗継」も入力します。 ほかはデフォルトのままで大丈夫です。 適当に5月のHND-KOJにしました。 検索したら特典旅行空席情報カレンダーが出てきます。

実線はエコノミークラス、点線はビジネス/ファーストクラスを示しますが、日本国内線はエコノミークラスのみ発券可能のため実線しか出てきません。 希望日をクリックすれば発券可能な路線一覧が出てきます。 上の更新ボタンをクリックすると前後日のようなカレンダーに切り替わります。

直行便→経由便、所要時間、出発時刻の優先順位で並び、一番最後には利用可能な路線の数も表示されます。 選択肢が多い場合、直行便か経由便、そして乗継空港を指定することで結果を絞ることもできます。 選択してそのまま発券に進めます。


税金などの諸費用はすべて0円、しかも予約後いつでも変更キャンセル無料だから、とんとん拍子で発券完了! *2021年から対象空港発着便には国内線旅客施設使用料(PFC)が徴収され、金額はANAと同じです。

**2024年からは出発21日以内に発券する際の上乗せマイル(10%ほど)が廃止されより使いやすくなりました!




エクスパートモード



航空会社は、アルファベット表記の予約クラスに空席を振り分けて管理しますが、検索結果にはクラスごとの空席数が通常表示されません。 ExpertFlyerなどの専門サイトを使えば確認できますが、UAだけエクスパートモード利用時にしか確認できないアルファベット2文字の予約クラスが存在します。

アカウントのプロフィール設定画面で「特別なご要望および配慮事項」を開き、「エクスパートモードを有効にする」にチェックを入れます。


通常航空券を検索すれば出てきます。 例えば5月28日のNRT-GUMです。 左下に各予約クラスと残席数が並べます。

ご利用いただける運賃クラス: J4 JN3 C3 D3 Z3 ZN3 P3 PN3 PZ0 IN0 I0 Y9 YN9 B9 M9 E9 U9 H9 HN9 Q9 V9 W9 S9 T9 L9 K9 G9 N9 XN9 X9 最大で9しか表示できないので、9は、9とそれ以上の意味です。

それぞれどういう意味かというと 通常航空券のビジネスクラス J, C, D, Z, P: 基本価格が安くなる順番です。 通常航空券のプレミアムエコノミークラス O, A, R: これも安くなる順番です。無料アップグレードできるエコノミープラスと違って本当のプレミアムエコノミークラスです。 通常航空券のエコノミークラス Y, B, M: 一部上級会員が無料でアップグレードできる一番高い予約クラスです。 E, U, H, Q, V, W: 上級会員が少なめのプラスポイントでアップグレードできる予約クラスです。

S, T, L, K, G: 割引率の高い予約クラスでアップグレードに必要なプラスポイントが多いです。

N: ベーシックエコノミー運賃の予約クラスです。アップグレードは一切できません。またNクラス以外も、エコノミー運賃(受託手荷物有料/変更不可)などアップグレードできない別の予約クラスがあります。 セーバー特典航空券 I, X: Iはビジネスクラス(ビジネスクラスのない国内線はファーストクラス)、Xはエコノミークラスです。提携会社のマイルで発券できる予約クラスです。 上級会員専用特典航空券 IN, XN: セーバー特典です。INはプラチナ以上の会員しか予約できないビジネスクラス(ビジネスクラスのない国内線はファーストクラス)で、XNはシルバー以上の会員もしくは提携クレジットカード所有者が予約できるエコノミークラスです。

JN, YN: エブリディ特典です。JNはビジネスクラス(ビジネスクラスのない国内線はファーストクラス)で、YNはエコノミークラスです。両方ともシルバー以上の会員もしくは提携クレジットカード所有者しか予約できません。 その他特典航空券 ZN, HN: 会員ランクに関係なく予約できる変動制チャートの特典航空券です。

ON: プレミアムエコノミークラスの変動制チャート特典航空券です。 ここの変動制とは、セーバーとエブリディの間に変動する意味です。 アップグレード用予約クラス PN: 1K会員がY/B/Mクラスの短距離便を購入する際、PNに空席があれば無料で即時アップグレードできます。また、Global Service会員ならどの路線でもマイルもしくはプラスポイントで自分及びほかの搭乗者を即時アップグレードできます。  PZ: プラチナ/ゴールド/シルバー会員はY/Bクラスの短距離便を購入する際、PZに空席があれば無料で即時アップグレードできます。また、平会員でも任意路線でマイルもしくはプラスポイントで自分及びほかの搭乗者を即時アップグレードできます。  必要マイル数はこちら、プラスポイント数こちらで確認できます。 *エクスパートモードを使えば、平会員向けの特典航空券に空席がない時上級会員の友達に発券してもらったり、空席の数から上級会員である自分のアップグレード確率を判断できます。




お得な発券実例まとめ



日本国内線(800マイル圏内) 直線距離800マイル以内の場合は、「HND-CTS-ITM」のような乗継便も含め、片道5Kで発券できます。

東京からは沖縄、大阪からは沖縄離島や北海道の端っこを除いてすべて対象です。


*一応元々は5.5Kマイルだったのでこれは感謝すべき改善?ただこのペースでいつ改悪されてもおかしくないからマイルを貯めないように!


ヨーロッパ圏内路線 テストした結果、飛行距離1000マイル以内の場合、片道8Kで発券できます。

路線によってAVIOSやVSより全然高いですが、UAの場合はYQがかからないから比較して発券するといいです。

使えそうな路線の一部抜粋です。 A3: ATH-VIE/VCE/BUD/FCO/LCA/MLA/IST/CAI/MXP/PRG OS: VIE-LHR/ATH/IST/CDG/AMS/BRU/NCE/CPH/GVA/DUS/MXP/FRA/ZRH/WAW/VCE SN: BRU-BMA/FCO/WAW/BUD/OSL/BCN/VIE/VCE/NCE/CPH/MXP/MAN/GVA/ZRH/LHR/FRA/CDG OU: ZAG-BCN/IST/CPH/AMS/ATH/CDG/BRU/DUS/WAW/FRA/ZRH/MXP/FCO/VIE;

SPU-CDG/DUS/WAW/FRA/ATH/ZRH/VIE/FCO LO: WAW-GVA/SVO/MXP/BRU/AMS/ZRH/DUS/VCE/FRA/ARN/KBP/CPH/VIE/BUD LH: FRA-MAD/TUN/ALG/HEL/ARN/OSL/BCN/DUB/FCO/WAW/BUD/NCE/CPH/LHR/VIE/VCE/MXP/GVA/CDG/AMS/BRU/ZRH; MUC-MAD/TUN/ALG/MLA/HEL/MAN/BCN/LHR/CPH/WAW/FCO/CDG/AMS/NCE/BRU/BUD/GVA/DUS/MXP/VIE/FRA/ZRH LX: ZRH-DUB/MAD/WAW/MAN/CPH/BCN/BUD/LHR/FCO/VIE/AMS/BRU/CDG/DUS/NCE/VCE/FRA/GVA/MXP; GVA-DUB/WAW/CPH/MAD/LHR/BCN/BRU/FRA/NCE/ZRH TP: LIS-BCN/MAD; TK: IST-VIE/CTA/NAP/KBP/BUD/ECN/ATH/CAI





改悪後もうちょっと検索してみたら、下記のような路線発見!


どうもセーバー特典が新しく設定され、今後も時期や路線によって出てくるかもしれません。

まだ謎のビジネスクラスお得路線も!詳しいことは、エクスカーショニスト・パークの記事で紹介します。


*ちなみにシルバー以上の会員もしくは提携カードをお持ちの場合は、路線によって所要マイル数が10%ほど減ることもあり、特典航空券を検索する際はログインしてからがおすすめです。



アップグレート特典



UAには、マイレージプラス・アップグレード特典(マイル)、プラスポイント、無料プレミアアップグレード(プレミア会員無料特典)による3種類のアップグレート方法があります。


それぞれの対象路線です。





マイレージプラス・アップグレード特典


UA及びスターアライアンス加盟会社が対象です。

必要なマイル数は、目的地、座席タイプ、運賃クラス、プレミア資格に基づいて決まります。O、Y、B以外の運賃クラスはマイル以外に追加料金もかかり、また一部運賃クラスはアップグレード不可となります。詳しい内容はこちらで確認できます。



プラスポイント


マイレージプラスプラチナ以上の会員への限定特典で、会員ステータスによって獲得できるプラスポイント一覧表です。


プラチナ会員は40ポイント、1K会員は320~ポイントが獲得できます。

短距離フライトは1回最大20ポイント、長距離フライトは1回20~ポイントからアップグレードできます。

要するに、1K会員はエコノミーからビジネスへアップグレードして日米4往復できるのです。詳しい内容はこちらです。



プラスポイントの主な特徴です。

  • UA、ANA、LH、CM運航便が対象

  • 複数区間を含む旅程は一番ポイントのかかる区間分だけ引き落とされる(その区間が利用できなかった場合は利用できた最もポイントのかかる区間分との差額ポイントが返還)

  • いずれか1区間のアップグレード確定までポイントは引き落とされない(UA以外はリクエスト時に引き落とされる)

  • アップグレードリクエスト申請後、出発時点までアップグレード確定の可能性がある

  • 1K会員は一部路線においてプラスポイントの追加使用により、空席がなくてもアップグレードを即時確定できる

  • 確定したアップグレードのキャンセルはできない



無料プレミアアップグレード


会員ステータスに従って確定タイミングが決まります。


ただ、YおよびBクラス運賃(1K会員ならMクラス運賃も対象)の場合は発券時にPNクラスに空席があれば即時確定になり、なければ1Kより優先の5日前に自動処理されます。


無料プレミアアップグレードのみ特典航空券も利用可能ですが、対象のチェース銀行提携カード本会員以外は使えません。


アップグレードの優先順位です。


1.無料プレミアアップグレードはプラスポイントもしくはマイルの次になる

2.会員ステータスの順で決まる

3.予約クラスの順で決まる(エコノミークラスはY/B/M/E/U/H/Q/V/W/S/T/L/K/G)

4.特典航空券の順位が一番低い

5.特定のチェース銀行提携カードが所持するかどうか

6.United Corporate Preferredであるかどうか

7.前年度または今年度に提携カードで$25,000以上決済したかどうか

8.アップグレード申請時間の早さ





総括



ユナイテッド航空の特徴をまとめました。



良い点

  • 世界最大級の自社運航便路線網及び提携航空ネットワーク

  • 燃油サーチャージ徴収なし

  • 低コストで上級会員体験可能&無料アップグレート特典が多い

  • マイルが貯まりやすい&有効期限なし

  • 特典航空券変更キャンセル手数料無料

  • 特典航空券の片道発券可能&日本国内とヨーロッパ圏内短距離特典旅行がお得

  • 特典航空券の検索システムがスターアライアンスで一番使いやすい

  • 登録なしで誰にでも特典航空券の発券ができる



悪い点

  • 会員資格の維持は沢山お金を使わないと難しい

  • 特典航空券のマイルチャートが変動制で改悪が止まらない

  • 製品やサービスなどの不足で搭乗体験がいまいち

  • ベーシックエコノミー運賃はアップグレード特典及びPQF対象外






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