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執筆者の写真TOTO

【2024年11月最新】NH全日空マイレージプログラム:ANA Mileage Club(ANAマイレージクラブ)

更新日:2024年11月29日


1952年に設立した全日空(All Nippon Airways、通称ANA)は、東京都港区に本社を置き、航空連合のスターアライアンスのメンバーとして、国内最大規模を誇る航空会社です。スカイトラックス社最高評価の「The World's 5-Star Airlines」を日本史上初かつ10年連続で受賞しました。


ANAマイレージクラブはマイルの獲得と使用が比較的簡単で、一回の修行により「生涯スターアライアンスゴールド」を獲得できるSFC制度もあり、日本人にとっては一番手軽なマイレージプログラムになるでしょう。



 

目次

 




会員システムの構成とプレミアムステイタスの取得



ANAマイレージクラブには、ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドの順に、3段階のプレミアム会員ランクがあります。




獲得方法は以下の2種類です。



飛行機利用が多い場合

1暦年内に取得するプレミアムポイント数に応じて、翌年のプレミアステイタスが決まり、再来年の4月1日まで有効です。


*翌年3月末までは、当該プレミアムステイタスの「事前サービス期間」となります。また、「ブロンズサービス」に限り、ANAゴールド/プレミアムカード持ちでANAグループ運航便利用制限がなくなります。






日本発行ANAカード保有でライフソリューションサービス利用が多い場合

年間の獲得プレミアムポイント数が減った分、ライフソリューションサービスの利用数およびANAカード/ANA PAYの決済額に条件が付きます。




プレミアムポイント(略称PP)

ANAグループ、スターアライアンス加盟航空会社およびスターアライアンスコネクティングパートナー運航便に対し、マイルとは別に積算されるポイントです。






プレミアムステイタス特典の比較とコスパ分析



ANAのプレミアムメンバー特典


*同一予約番号の同行者も対象です。



ブロンズ会員スターアライアンスシルバープラチナ以上の会員スターアライアンスゴールドも同時保有します。

そのため、最低でもプラチナにならないと、ちゃんとした特典はほぼありません。

しかし、プラチナに昇格することは、非常に難しいことです。まして毎年維持するのに、航空券の年間出費が40万円を超えないと基本無理です。

幸い、プレミアムメンバーとは別に、スーパーフライヤーズ(SFC)という会員があり、SFC入会=「生涯スターアライアンスゴールド」と考えてもいいです。



ミリオンマイラー特典





スーパーフライヤーズ(SFC)会員制度



ダイヤモンドやプラチナ会員、及び事前サービス期間中には、クレジットカード機能付・年会費有料のANAスーパーフライヤーズカードへの申込が可能です。


毎年1万円台~の年会費を払い続けると、退会しない限り生涯スターアライアンスゴールドメンバー資格を保つことができます。



SFCカードのラインナップ




SFC会員特典

SFC会員特典はプラチナ会員とほぼ一緒のため、異なる分だけ比較しました。残りの部分はプラチナ会員特典を参考にすればいいです。


*SFC家族カード会員も本会員と同等な特典を享受できます。



SFC修行

簡単に言うと、一気にプラチナ会員になってSFCカードを申し込むことです。

特別なキャンペーンがない限り、手頃に取得できるルートはほぼ3種類です。


  1. 沖縄など国内線長距離便を沢山搭乗して獲得

  2. 「東南アジアー東京ー沖縄離島」プレエコ往復をメインで獲得

  3. 上記+提携会社運航便で獲得


出費を抑える一番ノーマルな流れ

  1. ANAワイドゴールドカードを作る

  2. ポイントサイトやカード決済(マイ・ペイすリボ利用)でマイルを貯める

  3. マイルをANA SKYコインに一気に交換(1.6倍)

  4. ANA SKYコインで航空券を購入

  5. プラチナになってSFCカードに切り替える


*50000PPのうち25000PPは提携会社運航便で獲得可能なので、運よく格安でファースト/ビジネスクラスの長距離便を購入できたらもっとお安くなります。



通常、最低でも40万円前後かかるのに、2021年は「初搭乗ボーナス3000PP+30000PPでプラチナ+春のプレミアムポイント2倍」のトリプルキャンペーンで10万円ほどで手に入れます。

なんと「羽田-宮古」と「羽田-石垣」を「運賃2」で1回ずつ行けばOKなんです!

ANAにしてはコロナを乗り越えようとできる限り売り上げをつくるつもりですが、さすがにハードルが下がりすぎてSFC会員の急増にともない今後の改悪も遠くないでしょう。



追伸:やはり改悪が来ました。2022年8月から、マイペイすリボのボーナスポイント廃止によりANAカードのマイル還元率が一気に下がったのに、SFC会員である以上持たなければならなく、毎年年会費だけ取られてしまうほぼ使い道のないカードになりました。





マイルの積算方法


フライト搭乗


国内線は運賃種別、国際線及び提携航空会社は予約クラスによって積算率が変わります。

国際線の場合、エコノミークラス大幅割引運賃以上の予約クラスは、自社への積算率が非常に低いので、ほとんどの場合、他社(特にUA)への積算が遥かにお得です。

国内線の場合、予約クラスではなく運賃種別で管理されているため他社への積算率は不明です。問い合わせすれば教えてくれるはずですが元々距離近いので気にする必要ないかなと思います。



提携カード


ANAの提携カードで決済することで、直接マイルが貯まります。

カードの種類があまりにも多く、まずANA一般カード、ANAワイドゴールドカード、ANAプラチナプレミアムカードを比較しました。




それぞれの最低年会費と最大還元率です。



ANA VISA一般カード

7727円(移行手数料含め) 1% 

まったく意味がない



ANA VISAワイドゴールドカード

11550円 1% 

SFC修行者向け



ANA VISAプラチナプレミアムカード

88000円 1.5% 

ANAの搭乗需要が高く年間500万円以上決済する方向け



ということは、マイ・ペイすリボ 改悪後、ほとんどのカード還元率が1%しかならず、1.5%になるカードは年会費が相当のネックです。

ゴールドカードを利用する人が多いと思いますが、保険内容もこっそり改悪され現在海外旅行保険における航空便遅延保険がなくなったことに気を付けてください。

幸い、年会費1万円台で最大1.5625%還元できるカードが残っています。



ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(通称ソラチカゴールドカード)



元々1%の還元率ですが、スマリボの利用でリボ払い手数料が発生すれば、Oki Doki ボーナスポイントが+1倍になり、メトロポイントに交換してANAマイルに移行すると、0.45%のANAマイルに変わります。

さらにJcb Star Membersとの併用で、前年度の年間利用額によって10%~25%のボーナスポイント(マイル直接移行で0.03%~ 0.075%、メトロポイント経由移行で0.045%~0.1125%)が付与され、合計で1.45%~1.5625%の還元率が実現できます。


その上年会費のキャッシュバックもあり、実際毎年10400円のみ支払えばいいです。


リボ払い手数料を極小化するために、毎月の締め日15日(20日にダブルチェックして未確定分があればもう一度)にコンビニのATMもしくは電話でリボ手数料発生分(ゆとりコースは5001円以上)を残して繰り上げ返済する必要があります。

支払う手数料が100円未満で不便よりメリットのほうが大きいです。


また、海外旅行保険自動付帯のほか、国内海外両方航空便遅延保険がついており、保険内容が非常に充実しています。



SFC会員の場合は、ANA JCB スーパーフライヤーズゴールドカードにしたほうがいいです。

1.3%~1.375%の還元率で年会費の節約(キャッシュバック後11500円)もできます。

一見ソラチカゴールドカードより還元率低いですが、別途SFCカードを用意すると最低10202円の年会費がかかり、その差を埋めるため年間250万円以上決済(獲得マイル差約4500マイル)する必要があります。


*1マイル=2円でざっと計算した結果です。



SFC会員でもなく、ゴールドカードの特典(空港ラウンジ、フライトボーナスマイル、旅行保険など)も不要なら、ソラチカ一般カードがいいです。

年間300万円以下の決済なら還元率は1.45%~1.54%でソラチカゴールドカードと同じです。(10マイルコースの場合)

スマリボ利用後の年会費もたったの825円で、1000ボーナスマイルが付与されます。

ポイントは2年有効でまとめて移行すれば、年間実質出費がマイル移行手数料5500円/2+スマリボ利用年会費825円=3575円になり、出費を大幅に抑えられます。


私は基本特典航空券しか使わず、マリオットアメックスプレミアムカードも持っていて断然こっち派です!

最初は一般カードで、ポイント有効期限到来前にゴールドカードへのアップグレードもありです。


さらにマイルの還元率をアップできる手段も、合わせて紹介します。

ポイントサイト経由でJCBギフトカードを購入すると、通常のショッピングでのポイント獲得以外、約0.5%のポイントサイトポイント(=0.4%のマイル)が付与されます。

JCBギフトカードは有効期間なしで使えるところも多く、時々発送手数料無料のキャンペーンも行います。

多少買い溜めすること、強くおすすめします。入会キャンペーンを満たすための決済額充当にも活用できますよ!


*まだANAカードを発行したことがない/退会して半年経ち、かつ「マイ友プログラム」を利用したことがない方には、こちらの紹介入会で一般/ゴールド/プレミアムカードそれぞれ500/2000/5500マイルが付与されます。お気軽にお申し付けください。



ポイントサイト


ポイントサイトとは、成功報酬型広告を中心に広告代理業を行うウェブサイトのことです。アフィリエイト広告が多く、日々の消費にポイントサイトを経由するだけで別途ポイントをもらったり、特定の案件でポイントを大量に獲得したり、マイルへの交換ができます。

使う頻度は人それぞれですが、報酬はクレジットカードの入会で1~2万、保険やFXなどの口座開設で1万台など、高還元案件が多く年間10万マイルの獲得はさほど難しくないと思います。



ただしポイントサイトには様々な問題点があり、主には

  • 交換に時間がかかる。

  • ポイントに有効期限がある。

  • ポイント付与まで時間がかかる。

  • ポイントの記載漏れが多く、問い合わせもややこしい。

  • サイト閉鎖によりポイントの失効。

などなどです。



同じ案件でもサイトによってもらえるポイント数が異なったり、ポイントからマイルへの交換率も多少変わったりします。ただし沢山登録すると、有効期限切れや記載漏れの確認が大変で、利用サイトは三つ以内に絞ることがおすすめです。


ポイントサイト横断検索を使えば、還元率の順に表示され、選びやすいです。



自分が普段よく使うサイトの一覧です。リンクをクリックするだけでそのままこちらからの紹介で入会できます。


モッピー:ANA/JALマイルへの最大交換率86.3%/80%、上場企業運営

ハピタス:掲載広告数が多く安定して獲得できる老舗、交換手数料も無料

ポイントインカム:時々高還元案件が出てくる

GETMONEY:通販サイトなど日常生活サービスの還元率が高い

ワラウ:見やすいサイト作りと長い運営歴

ポイントタウン:上場企業運営、紹介ポイントが多い



ポイント移行


それなりに貯めやすく交換率も高いのが、マリオットボンヴォイのリワードプログラムです。

通常60000ポイントごとに20000マイルプラス5000ボーナスマイルで合計25000マイルを交換できます。


マリオットアメックスプレミアムカードのポイント還元率は3%で、マリオットグループでの利用はプラス3%で、マイル還元率がそれぞれ実質1.375%/2.75%に上ります。



アメックスのプロパーカード(自社発行)は、「メンバーシップ・リワード・プラス」の登録で(年間3,300円、プラチナカード無料)、1,000ポイント = 1,000マイルで交換できます。


*未登録の場合は、2,000ポイント = 1,000マイルです。


ANAとの提携カードもポイント移行コースへの登録(年間参加費6,600円、ゴールド/プレミアムカード無料)で、同じく1,000ポイント = 1,000マイルで交換できます。


カード利用時のポイント加算レートが100円=1ポイントのため(=マイル交換率1%)、マリオットプレミアムカードより全然低いですが、ビジネスカードで会社の経費に使う場合やプラチナカードでの高額利用が必要な場合など、ポイントがたくさん貯まったらマイルの移行が一番お得かと思います。



ホテル予約


ANA提携ホテルは、直接ホテルに支払いする場合のみ積算対象になります。

各ホテルグループへの直接予約には、自社ポイントもしくはマイルどちらかを積算できますが、ポイントのほうがお得なのでマイルを考えなくて結構です。

たまにしか使わないホテルグループならマイルでもいいですが、基本直接予約より宿泊予約サイトのほうが安いし、宿泊予約サイトはポイントサイトの経由でポイントも貯まります。


FHRのようなハイステータスカード限定サービスを利用すると、無料朝食2人分、お部屋のアップグレード、館内で使えるクレジット(基本100ドル相当)、アーリーチェックインレイトチェックアウトなどの優待特典も付いてくるので宿泊代金が多少高くてもお得です。

更に直接予約に該当するため、上記のポイントもしくはマイルを貯めることもできます。

*特典予約に興味のある方は、こちらの記事も併せてお読みくださいませ。


ANAグローバルホテルANAトラベラーズホテルは、大手宿泊予約サイトよりお得度が下がるはずです。



その他ANAグループサービスや提携パートナーズ


ANA FESTA、機内販売、免税店、航空券、自社ホテルなどANAグループでの必要消費ならANAカード割引にボーナスマイルが加算されます。


ANAのツアーは高いイメージですが、ダイナミックパッケージだけ使い方によってお得な場合もあります。

航空券価格が高騰する時期には、1泊だけ入れるダイナミックパッケージのほうが往復の航空券より安い場合も多いです。残りの宿泊は別途予約して最大14日間までの旅程が組めます。


2020年12月に「札幌往復+1泊」で28600円のダイナミックパッケージ(最安ホテルを選ぶ場合は26000円台)を予約し、GO TOトラベルとの併用で18600円の支払いに別途地域共通クーポン4000円分と700マイルぐらいもらいました。


更にアップグレードポイントの対象にもなるため、年を跨いだ場合は4+4=8ポイント(8000円~相当)ももらえます。基本特典航空券しか使わない人には最適です。


*ダイナミックパッケージのホテルは多少高い気がしますが、当時公式を含めどこでも1泊20000円以上出されていたキロロシェラトンが10000円台だったので驚きました。たまにはそういうサプライズもあるのですね。



ANAマイレージモールはネットショッピングやサービスの利用などでマイルが貯まりますが、還元率が低いため基本ポイントサイトにしたほうがお得です。

海外サイトでお買い物する時も、ANAグローバルマイレージモールより楽天リーベイツやtopcashbackなどが遥かに還元率高いです。


TOPCASHBACKは日本国内のポイントサイトにない案件が多く、海外サイト利用時には非常に役立ちます。

今は期間限定で紹介入会につきUSD10~をもらえるので興味のある方はぜひご利用くださいませ。(キャンペーン時期によって金額の変動あり)


貯まったキャッシュバックはそのままPAYPALに引き出せます。私は知らないうちに2000ドルも貯まり、円安時に海外通販サイトでの利用がほとんどでした。


月額330円のモバイルプラスに加入すると、楽天Edyで一回の支払い200円につき3マイル(うちボーナスマイル2マイル)が貯まります。対象カードのチャージで200円につき1マイルが貯まり、合計2%の還元率になりますが、Edyには使い道が限られ積算対象外の商品も多く、かつ月2000ボーナスマイルの上限がありさほど得しません。



ANA Pay対象カードのチャージで1000円につき1~11マイル、一回の支払い200円につき1マイル貯まりますが、両方ともJCBカードのチャージのみ対象です。



ほかには、ライフスタイル全般に提携パートナーズがあり、AMC番号の提示もしくはANAカードの支払でマイル積算できます。定期的に利用するところがあれば、一度確認しておいてみましょう。



*ANAカード会員には、家族10名まで貯めたマイルを合算できるファミリーマイルサービスもあります。




特典航空券の発券ルール


ANA国内線特典航空券


2024年10月27日(日)以降搭乗分は、下記のように改悪されます。



必要マイルチャート(通常)


必要マイルチャート(沖縄離島4区間)



基本ルール

  • ANA便名のコードシェア便も対象

  • 1特典につき2区間まで予約できる(那覇乗継離島路線は4区間)

  • 「那覇乗継宮古/石垣往復」以外は直行便のみ発券できる

  • プレミアムクラスは発券できない(普通席のみ)

  • 区間とシーズンごとに必要マイルチャートが変わる

  • 座席利用のない幼児は無料、小児は大人と同じマイル数が必要

  • 「空席待ち」および「オープン発券」はできない

  • 運航ダイヤ期間ごと一斉発売日から搭乗前日まで予約可能

  • 発行日から1年間有効



変更・払い戻し

  • ウェブで日時のみ何度も手数料無料で変更可能

  • 変更希望便出発日の前日かつ予約便の出発前まで変更できる

  • 空港にて予約便より早い同一区間の便に変更不可

  • 変更によるマイルの差額調整は行われるが有効期限切れのマイルは払戻できない

  • 東京/大阪の発着路線は指定の空港間の相互利用が可能

  • 払戻手数料は1予約1名につき3000マイル

  • 第一区間の予約便出発前まで、未使用かつ有効期間まで30日以内のみ払戻可能



国内線旅客施設使用料(PFC)対象空港発着路線は、出発・到着空港それぞれに対し、以下のマイル数が追加になります。


*マイル徴収や小人同料金のJALと比べると割安ですが、一部空港に対し両社の徴収額が微妙に変わるのが不思議です。



ANA国際線特典航空券


ゾーン区分




必要マイルチャート

基本ルール

  • NQを除くANA便名のコードシェア便は日本国内線のみ対象

  • 往復のみ発券可能

  • 往路・復路で異なるクラスの組み合わせは可能(乗り継ぎは上位クラスのマイル数を適用)

  • 日本国内区間は普通席のみ利用可能

  • 必要なマイル数は、発着地のゾーン、シーズン、搭乗クラスによって違う

  • 座席利用のない幼児は同伴する大人の特典航空券マイル数の10%、小児は大人と同じマイル数が必要

  • 「空席待ち」は第一区間出発の14日前まで、片道につき1便ずつ可能(用意できてから手動で発券する必要がある)

  • 「オープン発券」はできない

  • 復路搭乗日の355日前(出発日含まず)午前9時(日本時間)から第一区間出発の96時間前まで予約可能

  • 旅行開始日から1年間有効(発券から1年以内に旅行開始必須)


路線制限


1.出発地からの必要マイル数が最も高い地点を目的地とし、往路・復路とも最初や最後の都市を経由不可


2.出発地と最終帰着地が異なる場合、同一国内であることが必要

  • 香港と中国、香港とマカオは別国とみなす

  • スカンジナビア内/ヨーロッパ内のみの旅程を除き、スカンジナビア3カ国(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)、ウラル山脈以東のロシアの一部地域を除いたヨーロッパ、アメリカ合衆国とカナダは同一国とみなす


3.出発地と最終帰着地が異なる場合、または往路到着地と復路出発地が異なる場合、同一エリア内であることが必要


各エリアの区分



4.往路到着地と復路出発地が異なるゾーンになる場合、必要マイル数は各ゾーンで必要とされるマイル数の2分の1の合算になる


5.日本発は途中降機不可、海外発は途中降機1回まで


6.オープンジョー、途中降機を含め日本国内で往路・復路各2回まで乗換可能



変更・払い戻し

  • ウェブもしくは電話で日時のみ何度も手数料無料で変更可能

  • 予約済の便の出発前かつ搭乗希望便出発の24時間前まで変更できる

  • 提携航空会社特典航空券で予約した場合、ANA国際線特典航空券への変更はできない

  • 変更によるマイルの差額調整は行われるが有効期限切れのマイルは払戻できない

  • 未使用航空券の変更により燃油特別付加運賃各種税金などの差額調整あり

  • 払戻手数料は1予約1名につき3000マイル

  • 第一区間の予約便出発前まで、未使用かつ有効期間まで30日以内のみ払戻可能




提携航空会社特典航空券


ゾーン区分



必要マイルチャート


*Zone 1-AとZone 1-Bを組み合わせて使うことはできない



基本ルール

  • 往復のみ発券可能

  • 往路・復路で異なるクラスの組み合わせは可能(乗り継ぎは上位クラスのマイル数を適用)

  • プレミアムエコノミーは利用不可

  • 日本国内区間は普通席のみ利用できる

  • 必要なマイル数は、発着地のゾーンと搭乗クラスによって異なる

  • 幼児、小児は大人と同じマイル数が必要

  • 「空席待ち」や「オープン発券」はできない

  • 復路搭乗日の355日前(出発日含まず)午前9時(日本時間)から第一区間出発の96時間前まで予約可能

  • 旅行開始日から1年間有効(発券から1年以内に旅行開始必須)


提携航空会社個別ルール


スターアライアンス加盟航空会社



提携航空会社



  • スターアライアンス加盟航空会社運航便は自由に組み合わせるが、提携航空会社運航便は単一利用のみ

  • LHとOS便名の列車やAV傘下のTA、LRも利用可能、OAはA3便名(7000-7999)の予約となる

  • SQのファーストクラスは利用不可、次の機種(A350-900、A380-800、B787-10、B777-300ER)はエコノミークラス以外利用できない場合あり

  • NX、LXのファーストクラス、BRのプレミアムエコノミークラス、CAの「北京-平壌」区間、SAの8000番台の便は利用不可



路線制限


1.出発地からの必要マイル数が最も高い地点を目的地とし、往路・復路とも最初や最後の都市を経由不可


2.出発地と最終帰着地が異なる場合、同一国及び同一ゾーン内であることが必要

  • 香港と中国、香港とマカオは別国とみなす

  • スカンジナビア内/ヨーロッパ内のみの旅程を除き、スカンジナビア3カ国(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)、ウラル山脈以東のロシアの一部地域を除いたヨーロッパ、アメリカ合衆国とカナダは同一国とみなす


3.出発地と目的地以外のエリアで乗換不可(世界一周の旅程は除く)


4.出発地から/目的地までの必要マイル数がより高いゾーンは乗換できない


5.出発地と最終帰着地が異なる場合、または往路到着地と復路出発地が異なる場合、同一エリア内であることが必要


*ハワイと中南米の地上移動を含む旅程、北米と中南米の地上移動を含む一部旅程は対象外



6.往路到着地と復路出発地が異なるゾーンになる場合、必要マイル数は各ゾーンで必要とされるマイル数の2分の1の合算になる


7.途中降機は1回まで


8.オープンジョー、途中降機を含め日本国内と海外それぞれ往路・復路各2回まで乗換可能(最大8回)


9.米国籍以外の航空会社のみで第三国を経由する「米国本土-グアム・サイパン」の旅程は利用不可



変更・払い戻し

  • ウェブもしくは電話で日時のみ何度も手数料無料で変更可能

  • 予約済の便の出発前かつ搭乗希望便出発の96時間前まで変更できる

  • 航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラスの変更はできない

  • 提携航空会社特典航空券で予約した場合、ANA国際線特典航空券への変更はできない

  • 未使用航空券の変更により燃油特別付加運賃各種税金などの差額調整あり

  • 払戻手数料は1予約1名につき3000マイル

  • 第一区間の予約便出発前まで、未使用かつ有効期間まで30日以内のみ払戻可能



スターアライアンス世界一周


  • スターアライアンス加盟航空会社対象、電話申込のみ

  • 総飛行距離で必要マイル数を算出する

  • 太平洋、大西洋を1回ずつ飛行機で横断する必要がある

  • ルートは東回り、あるいは西回りのどちらかで逆回りはできない(これはエリア間のルールで、エリア内は自由に方向を決めていい)

  • 最大8回の途中降機が可能(欧州は3回、日本国内は4回まで)

  • 最初と最後の国際線搭乗は最低10日間空ける必要がある

  • 最大12フライト区間及び4区間の「地上移動・同じ都市での異なる空港間移動」が可能

  • クラス混在は旅程全体に上位クラスの必要マイル数を適用する

  • その他利用条件は、「提携航空会社特典航空券」の利用条件に準じる


必要マイル数はこちらです。





特典航空券の発券方法


国内線特典航空券


まずこちらの画面を開きます。




特典予約 → 片道/往復 → 出発地 → 到着地 → 搭乗日 → 検索方法の順に入力して検索します。

行き先が決まっている場合は「指定日から7日間」で指定区間7日間すべての空席状況出てきます。また7日間ごとに前後もしくは逆区間も確認できます。



行き先が決まっていない場合は「特典カレンダー」で出発地から全国への特典航空券カレンダーが出てきます。2カ月ごとに全期間もしくは週末のみで表示期間の切り替えができます。行き先の詳細を地域ごとに表示され、シーズンと空席状況も一目瞭然です。また、出発空港の変更もできるので、すべての国内線特典航空券の空席情報が把握できます。


*那覇経由の沖縄離島の予約は「指定日から7日間」のみ利用できます。




ANA国際線/提携航空会社特典航空券


まずこちらの画面を開きます。




特典予約 → 往復/複数都市・クラス混在 → 往復/オープンジョーで様々な検索方法があります。



ややこしい「複数都市・クラス混在」だけ説明します。

  1. ルールをきちんと理解しないと、エラーが出て時間の無駄になります。

  2. 最大8区間まで入力できますが、決まった乗継時間や地点がなければ往路、途中降機、復路の3区間だけ入れればいいです。

  3. 細かく指定したい場合は、ルール上何の問題がなくても、空席がないことで何度もやり直しになってしまいます。

  4. 空席状況を先にUAのシステムで調べてからANAでの発券がお薦めです。





お得な発券実例まとめ


ANA国内線特典航空券


「今週のトクだびマイル」の活用は非常におすすめです。



思い立ったらすぐに旅に出る人には最適で、通常のマイルチャートより半分以上お得することもよくあります。


  • 時期によって同じ路線でも所要マイルが異なり、2500マイルの「羽田―伊丹」や4000マイルの「羽田―那覇」もあった(残念ながら今は最低3500マイルへ改悪)

  • 往復の場合、復路が水曜日以降になると対象路線が変わる

  • 「羽田―伊丹」、「羽田―新千歳」、「羽田―庄内」のような当たり率の高い路線は、時期を先読みしてホテルを安く確保できるかもしれない

  • 対象搭乗期間内(1週間) でかつ同一区間のみ変更可能

  • 全区間未使用の場合に限り、手数料1名につき3,000マイルで払戻可能

  • 通常レートで予約済みの特典航空券はキャンペーン適用マイルへの変更はできない


とてもレアなケースですが、函館に行く予定があり、ホテルなどすべて予約済みで、「今週のトクだびマイル」を待っていたら本当に出てきて「羽田―函館」を3000マイル発券できました。


*個人的には、一旦UAマイルで発券して保険をかけ、変更キャンセル無料だから「今週のトクだびマイル」の様子を見て操作するのが一番いいと思います。




ANA国際線特典航空券


一言で言うと、短距離エコノミーと長距離ビジネスがとにかくお得です。


ZONE2(例:ソウル)12K~ / ZONE3(例:香港)17K~マイルでエコノミー、ZONE6(例:ニューヨーク)100K~ / ZONE7(例:ロンドン)110K~マイルでビジネス往復できます。


シーズン、クラス、ゾーン混在で発券できるから、「東京―香港」エコノミー、「シンガポール―東京」ビジネスのような組み合わせは合計36K~マイルで発券できます。



日本発は途中降機不可ですが、一年間で旅行計画が2回以上あれば、このような発券方法で途中降機をつけることもできます。


  • 1枚目 NRT-ICN HKG-NRT

  • 2枚目 ICN-NRT HND-ITM KIX-HKG


組み合わせれば「東京―ソウル」、「東京―大阪で途中降機―香港」になります。

手数料無料で何度も日時変更ができて柔軟性の高い旅程を組めます。


乗換が嫌でなければ沖縄離島に行くこともできます。

  • 1枚目 NRT-ICN HKG-NRT

  • 2枚目 ICN-NRT HND-MMY MMY-KIX-HKG




提携航空会社特典航空券


例1:プラス3000マイル(ZONE1-AをZONE1-Bにする)で、国内線の片道特典を追加することができます。


往路:東京-目的地

復路:目的地-東京(途中降機) 東京-石垣/宮古/那覇...


つまり、沖縄離島への片道特典が3000マイルで発券できるということです。1年以内であれば日付はいつにしてもかまいません。




例2:各ゾーン内往復でお得なケースです。


クラスごとの所要マイルチャート表です。

下記基準でおすすめの部分を赤にしました。


エコノミー:所要マイルが少ないもしくは良いビジネスクラスがない

ビジネス:所要マイルの少ない長距離線&良いビジネスクラスがある

ファースト:SQ、LXは使えない・欧州圏内はエコノミー同等・コスパがよくない


*近隣ゾーンへの行き来もお薦めです。




例3:一番の裏技は、通常1往復しかできないマイルチャートで、1.5往復にすることです。


「複数都市・クラス混在」で手動ですべての区間を入力する必要があります。


往路:A-B

復路:B-A(途中降機) C-D  


中日線を例として挙げます。

往路:上海-東京

復路:東京-上海(途中降機) 大阪-杭州


復路を大阪-上海(途中降機) 東京-杭州 もしくは 東京-杭州(途中降機) 大阪-上海 のように調整もできます。


上海/杭州在住の人にとっては日本1.5往復になります。


*上記の発券法は「往路:A-B C-D 復路:B-A」にすることもできます。



日本出発も同じようにできます。

乗継や別途交通手段が必要ですが、長距離便になるとやはりお得です。


例えばANAとBRの組み合わせでヨーロッパ1.5往復です。

往路:東京-ヨーロッパ

復路:ヨーロッパ-台北-仙台(途中降機) ヨーロッパ-東京


クラス混在を利用すれば、ヨーロッパ行きエコノミー1回+ヨーロッパ帰りビジネス2回=91500マイルで、通常のビジネス往復121000マイルよりも遥かに下回ります!


また、最後の区間は出発地から/目的地までの必要マイル数がより低いゾーンかつ対象エリア内であれば適用なので、北米行きなら、「ハワイ―東京」にすることもできます。


ご注意:ルール上何の問題もありませんが、システム問題でエラーになる可能性があり、数回試せば最後までたどり着けます。また、ANA便のみの旅程は予約できません。必ず最低1区間を提携航空会社運航便にしてください。


残りの0.5往復は行き先や距離によってUA、BA、AV、CX、AS、JLなどのマイルを使って片道特典航空券を発券すればいいです。


*2回発券で3往復の旅程も組めますが、1年以内に使い切ることは難しいかもしれません。



TIPS:燃油サーチャージを下げるコツ


ANAの特典航空券は、所要マイルが少ない一方、燃油サーチャージが高すぎます。


例えば私は、ANA運航の「東京ーミラノ」、「ミラノー東京」、エバー航空運航の「パリー台北ー東京ー小松」のようなビジネスクラス1.5往復を発券したら、諸税含め12万円以上(うち燃油サーチャージだけで95000円近く)も払いました!

欧州行きのビジネスクラス特典枠がほぼなく、ミラノ線の新規就航発表後、これは販売とともに特典枠も開放されると判断して販売を待っていました。

ただ2025年5月に行く予定で販売予告は3月分までしかなく、ある日突然販売中になってすぐに枠を押さえました。


*予告など一切なくたまたま気づいただけで、数日たったらもう満席になってました。空席待ちを使うと1.5往復のコツができないためラッキーでした。


ここで悩んだのが、実は発券月の来月に燃油サーチャージが下がると知っていても枠を確保するためにすぐに発券しないといけないことです。

そして来月になってからはもうANAの空席がなくなるはずで、日程調整して燃油サーチャージの再計算もできなくなります。

幸い、ルール上すべて未使用の特典航空券の場合、任意の1区間を変更することで燃油サーチャージの調整が行われます。私の場合は、パリー台北ー東京ー小松」、いや1日何便もある「東京ー小松」を変更すればいいです。

これで10000円*3=3万円分が戻ってきます!


*ちなみに海外発の旅程は日本発より燃油サーチャージがだいぶ安いんで、例の1.5往復を海外発のして、最初の日本発片道分を別途用意するとかなり節約できます。


できるだけ早めに発券し(最大1年先)、出発日まで燃油特別付加運賃を2か月ごとに発表されるページにて一番安い時期を把握して変更できます。

ただ旅行開始後の変更に関しては、燃油サーチャージの調整がありません。私はパリ便を再来年に使う予定だから、燃油サーチャージの節約のために一旦適当に変更し、ミラノへ飛んだ後本当に搭乗したい日に変更すればいいです。


*燃油サーチャージだけでなく、空港によっても出国税や空港使用税などがだいぶ異なります。「パリー台北ー東京ー小松」は2万円近く無駄な出費もあり本当は避けたいですが、ほかにいい選択肢がなくエバー航空のクオリティを考えるとまあ。。いいかって感じでした。




スターアライアンス世界一周


飛行機で世界を回る人に対し、GCMAPの記事にてビジネスクラスでお得に利用する内容を紹介しましたが、実は最も利用価値があるのは、ファーストクラスになります。

ただし、ファーストクラスを提供する航空会社も路線も限られ、ビジネスとの混在で利用するともったいないです。


そこで考えたのは、ファーストクラスと片道クルーズの併用プランです。


  1. NRT-JFK:ANA B777 ザ・スイートファーストクラス 

  2. JFK-FRA:LH A380 ファーストクラス

  3. FRA-MUC:LH便名のエクスプレス鉄道一等車

  4. BKK-NRT:TG A380 ロイヤルファーストクラス


高評価かつA380最新機種三社3区間も利用できて合計所要マイル数は140000マイルです。

ANA国際線特典航空券と提携航空会社特典航空券の場合、ファーストクラス単純往復で北米150000~、欧州165000~マイルもかかります。


一つだけ残念なことは、片道のため、ファーストクラスラウンジに加え、FRA出発時のベンツS/ポルシェ送迎とBKK出発時の1時間無料ボディスパトリートメントは、どちらかひとつしか体験できません。

またANAスイートラウンジは体験できますが、UAのポラリスラウンジがEWRにしかなく、JFKではBAのファーストクラスラウンジを使うしかありません。



片道クルーズはクルーズ船の配置エリアを変更する際に設定されるクルーズプランで、極めて低料金&少人数のレアものです。


例えば、2017年のローマから上海まで50日間ほどのマジェスティック・プリンセス処女航海です。

公式サイトで60万円程で販売され、食事などもすべて込みで一日12000円です!旅行会社から購入するともっと安くなり、バンコクで下りるとたったの30日間を買えばいい話です。

また、プリンセスはプレミアムクラスのクルーズで、カジュアルクラスのコスタなどを利用すると、1日6000円以内に収まる同じコースもありました。これは、通常価格の三分の一ですよ。

時間のある方には、これ以上贅沢なプランがあるんでしょうか?





アップグレード特典


マイルもしくはアップグレードポイントを使うことで座席のアップグレードができます。



共通事項

  • 利用可能な座席数には限りがある

  • マイル積算は購入された航空券の予約クラスに基づいて行う

  • 特典航空券、パッケージツアーその他に適用される包括旅行運賃は対象外

  • アップグレード特典は予約便に限り有効



ANA国内線アップグレード特典


搭乗2日前より空席がある場合、予約内全員分に対し、特典航空券やいっしょにマイル割を含む国内線運賃を一律1区間4ポイントでアップグレードできます。


*国際線航空券国内区間、予約のないオープンチケット及び団体運賃、包括旅行割引運賃は当日空港で受付のみ可能



ANA国際線アップグレード特典


必要ポイント数



必要マイル数



対象予約クラス



注意事項

  • エコノミーからプレエコ/ビジネスへの同時申込やファーストへの申込不可

  • 申し込んだ区間の更なるアップグレードは申込不可、払戻後新たに申込む必要がある

  • 日本国内線区間は対象外

  • 旅程開始エリアは、航空券の国際線第一区間の出発地区

  • 幼児はアップグレード対象区間の航空券(小児運賃)を購入して大人と同じマイル数を使用するか、アップグレード後の大人の搭乗クラスと同じクラスの幼児運賃(座席占有不可)または小児運賃(座席占有可)で別途航空券を購入する必要がある

  • 小児は大人と同じマイル数が必要

  • 搭乗日の355日前から搭乗便出発時刻の24時間前まで申込可能

  • 当日まで空席待ち可能

  • 変更不可、出発時刻の24時間前までに電話で払戻可能、手数料無料

  • 有効期限を過ぎているマイルは機材故障など航空会社による遅延・欠航のみ払戻可能(特典航空券と違って不可抗力は対象外)



スターアライアンスアップグレード特典


必要マイルチャート



必要ポイント数





注意事項

  • コードシェア便は対象外

  • TA、LRも対象

  • SQはスイートクラスへのアップグレード不可

  • 運航会社理由によって利用できない路線や期間、機材や利用座席数の制限を設ける場合があり、システム都合によりアップグレードできない場合もある

  • アップグレードポイントの利用や空席待ちはユナイテッド航空運航便に限る

  • 一部ファーストクラスとエコノミークラスの2クラス設定の便では、ビジネスクラスへのマイル数でアップグレード可能

  • AC、CA、NZ、OZ、AV、MS、BR、ZH、SQ、TG、TK、UAは座席を占有しない幼児連れの場合利用不可。その他航空会社は要問合せ

  • 小児は大人と同じマイル数が必要

  • 同一便に対し、ANA国際線アップグレード特典とスターアライアンスアップグレード特典は併用不可

  • ANAカードファミリーマイルで合算したマイルはスターアライアンスアップグレード特典に交換不可

  • アップグレード後、運航会社宛に予約内容と指定サービスの再度確認が必要

  • 1回の申し込みで最大4人まで可能

  • イギリス航空旅客税/フランス国際連帯税の搭乗クラス差額分が徴収される

  • 搭乗便出発時刻の24時間前まで申込可能

  • アップグレードのみの取消不可、予約ごとの取消になる

  • 変更不可、出発時刻の24時間前までに電話で払戻可能、手数料無料(予約取消費用は別途かかる可能性がある)


残りのマイルの使い道は基本もったいないので省略します。





総括



ANAの特徴をまとめました。


良い点

  • 国内最大級のマイレージプログラム及び提携航空ネットワーク

  • SKYTRAX社より10年連続世界最高評価「5スター」の航空会社に認定

  • 提携パートナーズが多い&マイルが貯まりやすい

  • 生涯スターアライアンスゴールド資格相当のSFC会員制度

  • 特典航空券変更手数料無料&お得な路線多数あり


悪い点

  • マイルの有効期限が3年かつ延長不可

  • 国内線の特典航空券は普通席のみ発券可能

  • 登録済み特典利用者のみ特典航空券の発券ができる

  • 燃油サーチャージなどの税金が高い






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