top of page

Article

執筆者の写真TOTO

飛行機の遅延や欠航時に注意点と対処法を細かく解説。隠されたイースターエッグあり!

更新日:2月5日



飛行機の遅延は、人をイライラさせたり、長引くとスケジュールまでめちゃくちゃにさせてしまいます。まして欠航になると大変なことになり、どうすればいいかわからない状況に。。。。

また、実際に遅延や欠航になっても、様々な状況になりかね、一言でとても解決できません。

そのため、今までの事例や経験からあらゆる状況を洗い直し、細かく対処法を述べたいと思います。



 

目次

 



注意すべき遅延や欠航状況


多少の遅延は、特に気にすることないですが、下記のような状況になると先手を打つべきです。


  • 便の欠航

  • 遅延により乗継便に間に合わなくなる


ここで大事なのは、更に遅延するかどうかです。

前の便がすでに出発した場合は大体遅延時間を推測できますが、天候や機材の故障などが原因になると全く読めません。

そのため、乗継便に影響が出るような遅延や欠航の際には、すぐに搭乗予定の航空会社スタッフに変更の手続きをお願いすべきです。


予定便搭乗口、同社チェックインカウンター、同社ラウンジ、空港インフォーメーションのスタッフに聞くか、カスタマセンターに電話します。

それ以外のスタッフは解決してくれません。




航空券の変更方法


乗継空港の変更

例えばNRT-LAX-JFKの1区間目が遅延したら、NRT-IAH-JFKに変更できます。同じ運航会社でそのような便があれば一番変更しやすいパタンです。


運航会社の変更

さっきのアメリカ行き便なら、もしANAの便が遅延したらUAに変更できます。元の運航会社と提携業務があるか、同じ航空連合であることが必須です。


悪天候で遅延もしくは欠航の場合は、基本他社への変更不可ですが、ダメ元で聞いても損はしません。


変更希望便が満席の場合、とりあえず空席のある便を確保した上、希望便の空席待ちを手配してもらいます。

例えば朝8時の便が遅延し、9-12時の便が全部満席で、一番早い午後の便に変更した上、9時の便を空席待ちにすればいいです。

ただし乗継便に関しては、基本飛行路線の変更はできなく、同じ乗継路線の変更または空席待ちしかできません。




変更時に気を付けること


  1. 即時変更できる場合は絶対空席待ちにしないことと、空席待ちにするなら即時変更できる便も確保することが大事。

  2. 直行便がなければ、選択肢の多い国際空港優先で、小さな空港での乗継便に変更しないこと。

  3. 欠航通知が出ていなくてもその後閉じ込められる可能性が高いので、悪天候に影響されている空港には行かないこと

  4. 乗継できる便がなければ、HNDとNRTのような近隣空港も探してみること(航空会社から空港間の交通費のカバーがないはずなので交通手段は自分で把握する)

  5. 受託手荷物の行き先をきちんと確認し、万が一遅れる場合の事前準備もすること




ちょっとした裏技で儲かることも


欠航や長時間の遅延は、航空会社都合での変更ができます。

これは空港到着前でも、通知があれば変更可能となります。

真っ先にやることはまだ航空券が販売されている便を探し出し、航空会社に変更の申し出をすることです。


通常、自社便ではなく他社便への変更をお願いするといいです。

なぜなら、変更後の予約クラスは、基本変わるので、安い予約クラスが高い予約クラスになるはずです。

割引運賃のエコノミー/ビジネス/ファーストクラスが通常運賃のものになり、積算できるマイルも上級会員へのアップグレードポイントも大幅に増えます

そして元々特典航空券で発券したのに、通常の航空券になりマイルの積算までできてしまいます!


*100%の積算率になることがよく見当たります。




変更に関するよくある質問


変更後の便も遅延や欠航が発生したら?

再度変更できますが、最初の航空会社に連絡する必要があります。


他社便への変更とは?

同じグループへの変更は他社便ではありません。例えば、ANAからエアージャパンへの変更は自社便変更です。でもANAからUAに変更すると他社便変更になります。


どれぐらいの遅延で変更やキャンセルができる?

各社の基準が異なるため電話で確認する必要があります。


予約クラスは必ず変わるの?

他社便の運航会社がどうやって受け入れるかによります。基本は大量のYとFクラス(通常運賃のエコノミーとビジネスクラス)で受け入れるのです。差額分は元の航空会社が他社へまとめて支払います。ただ実際には空港の状況によって多少異なります。


どんな状況で他社便への変更が可能?

遅延や欠航の原因によります。機材の故障など航空会社側の問題なら無条件でできます。(金銭補償や食事代、宿泊代まで請求できる)

ただ悪天候や管制指示による遅延は、航空会社の判断によってできる場合もできない場合もあります。

後は変更できる提携パートナーを航空会社に確認することです。


他社便への変更手続きの流れは?

一番簡単な方法は、搭乗予定便の航空会社に電話して航空券番号と変更希望便を伝えます。

もし断られたらマネージャーに代わってもらって相談してみます。それでもダメだったら、空港のチェックインカウンターにお願いしてもいいです。空港のほうが電話より権限が高いため、成功率も上がります。

どうしても時間変更のできない用事があると説明すれば、聞いてくれるはずですが、ダメになる可能性もあるので試す気持ちでやりましょう。




旅行保険もお忘れなく


ゴールドランク以上のクレジットカードを持っていれば基本航空便遅延保険は付いています。海外保険は自動付帯が多いですが、国内保険は旅費などの決済が前提となる可能性もあり事前に確認したほうがいいです。


基本4時間以上の遅延が保険適用になります。便を変更したら元の出発時間から変更後の出発時間までが対象となるため、4時間後の便に変更したり、翌日の便に変更したりすれば保険対象になります。

ほとんどのカードは食事代やホテル代が対象で最大2万円を補償してくれます。受託手荷物の遅延になると衣類や生活必需品の購入用で+2万円までの補償です。


もちろん別途旅行保険に加入する場合は、同じ計算方法で補償されます。

急がなければ余裕を持って出発することも、悪くないかと思います。


閲覧数:414回0件のコメント

Comentários


bottom of page